テラーノベル
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2025 11⁄19
ポーランド視点
1人
ずっと
薄暗い地下室
机に置かれた1つのランタンが
私を照らしている
牢には
何も無い
外にいる小さなタランチュラが
カサ…と音を出し蠢いている
ドタッ…バタバタ
そんな音が3回ほど続いた
一つの希望に光が宿った
もう光らないと思っていた希望
しかし…
聞こえたのは
外の世界の人2人と
この世界の者
奴らが来た
私を閉じ込めた奴ら
擬態能力を持った奴が
ああ
終わりだ
…喧嘩?
違う
奴らじゃない
助け…
助けが来た
安堵感がある
日帝「檻なら壊せる」
え?
無理でしょ
だってこの檻は特殊な魔法がかけられてるんだもん
…鍵?
家に?
え?
あるんだ…
…あ
あれ
あの鍵
見たことある…
なんだっけ
日帝「大丈夫か」
大丈夫なわけないよ
疲れた
声なんてもう何ヶ月出してないのか
頷くことしかできない
日帝「少し振り回すことになると思うが」
日帝「着いてきてくれ」
あの先にいくのかな
あの先には外の世界に帰れるポータルがあったはず…
早く帰りたいな
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