テラーノベル
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注意は1話を。
あれから少したち、俺らはほぼ同棲みたいな生活をしていた。
百「まろ~、起きろ~」
蒼「、、、、」
百「、、、起きてんの分かってるからな」
蒼「えぇ~、?残念、、、」
「昨日みたいにちゅ~してくれるかなって思ったんになぁ~」
百「ぅ、うるせぇっ、昨日のは忘れろっ//」
蒼「絶対無理かも、、、、」
百「、、、殴るっ」
蒼「ごめんって笑」
「改めておはよ」
ちゅっ
百「、、、っ」
「おはよ、っ// 」
この人、小悪魔だわ 、マジで
最近気づいたけど、スパダリでもある。
完璧かよ。
蒼「ぁ、奈依子、今日いちゃいちゃしよ~な~」
百「はぁぁっ!?//」
「いや学校だろ!? /」
なんの恥ずかしめもなく言えんのヤバいわ。
蒼「ん?シーズン近いやろ?」
百「ぇ、ぁ、そうだ、、、わ」
俺より俺のこと気遣ってくれるんよなぁ~まろって。
蒼「じゃあちょっと連絡とってくる~」
百「ありがと、、、」
蒼「まぁ、彼氏なのでね!っ」
百「一言よけいっ!//」
ほんとずるいよね。
百「、、、中々来ない、、」
なんかあったかな、、?
てか、体きついっ、
無理かもっ、、
百「ッっキュッ、」
完全にシーズン入っちゃった。
まろ。まろ、、
なんでいないの、?
早く来てよッ
百「ッキュ~ッ泣」
体は痛いし寂しいし、しんどいしで涙が溢れる。
俺は布団の中に潜り体を丸めこんだ。
布団に潜れば、少しだけだけど温もりができるから。
まろと付き合う前までずっとこうやって過ごしてた。
だから、シーズンのとき、
少しでも離れられたら不安で仕方ない。
また、あの時に戻ったのかななんて思っちゃって、ッ
百「キュッ”ッ泣」
「ケホケホッ”」
苦しいッ、、泣
蒼「奈依子~?」
百「キュッ、、泣」
少し大きいまろの声。
うるさいはずなのに、
それよりも来てくれたのが嬉しい
蒼「ごめんなぁ~、シーズン来ちゃってたな」
「うるさかったやろ?」
聴き心地のよいボリュームの声。
蒼「奈依子ぎゅ~する?」
「布団一緒に入ろ~や」
優しく声をかけてくれるまろ。
ハグしたい。
まろが欲しい。
まろっ
百「、、、っ」
シーズン中の俺は声が出せない。
だから必死に顔だけでも布団から出し、まろを見つめた。
蒼「、、可愛ええなぁ~っ」
「入るで?」
そう言って頭を撫でながら布団の中に入ってくるまろ。
蒼「奈依子ぎゅ~っ」
百「きゅっ、、、」
蒼「ふわふわしとるね」
「奈依子ハグ大好きやもんね~」
あぁ~、、、幸せ、、大好き、、
蒼「ん、、?」
「奈依子目腫れてない、?」
「泣いてたん、?」
百「きゅぃっ」
バレたくなくて違うと言ったつもりなのだが、声出ないんだった。
蒼「ん~?違うって?」
「ほんまに~?」
百「?」
なんで伝わったんだろ、、、すご
蒼「ふふっ」
「なぁ~にその顔」
微笑みながらそう言う彼。
ほんとに俺ってまろのこと好きすぎかも。
百「きゅっきゅっ!!」
蒼「ハグ~?」
「ほらぎゅ~♡」
なんだろ、、ふわふわして、、、気持ち、、
蒼「あれ、奈依子、?」
「って、、、//」
百「きゅぅ、、♡きゅぅ~♡」
蒼「スイッチ入っとる、、、//」
「可愛ぇぇなっ~もうっ 」
まろがなんか言ってもっと強くハグしてくれる。
もう幸せすぎて、、
蒼「シーズン終わったら、」
「、ー ?」
何か言ってるけどなんにも聞こえない。
俺は幸せな気持ちのまま寝込んでしまった。
百「ん、、、?」
朝、?俺シーズンになってそれから、寝込んで、、
てかまろどこ、?まろ?
待って、待って待って。
シーズン後に居なくなるなんて、、、ッッ
前もそうだったの、
いやッ
百「まろッ」
俺はすぐにベットから出て、部屋を探した。
これでいなかったら俺もう立ち直れない。
そう思いながら。
蒼「あれ、奈依子起きたん?」
「もう体、平気?」
百「っっ~“泣」
蒼「ッ!!?」
安心して泣き崩れる俺。
蒼「どうしたん奈依子ッ」
「体痛い!?ッ」
「体調悪いとか!!ッ」
軽くパニック状態のまろ。
百「ちがうっ泣」
「まえ、シーズンおわったあとッ 」
「わかれたいッ、泣」
「ぃ、いわれてッ、」
「まろいなくてっッ泣泣」
子供のように泣きながら話す俺。
蒼「、、、びっくりしたよな、、大丈夫やで~っ」
「ハグしよ奈依子ほらぎゅ~ っ」
百「ん”~泣」
まろは俺が落ち着くまでずっとそばにいてくれ た。
百「ほんとごめん、、ありがとっ、」
蒼「全然良いんよ~っ」
「でもな、、、」
まろがこっちを見つめながら重みの含んだ声で話しかける。
蒼「あいつと一緒にされるんは嫌なんよ、、、」
あいつとは元彼のことだろうか。
蒼「やって、あんな奴に俺の思いが負けてるわけないやん!?」
「それにあいつクズやしっ!!」
百「何それ笑、、」
優しいな、、嬉しい、、
蒼「奈依子 ?」
「俺な、奈依子が思ってる以上に奈依子の事大好きやで 」
「だから安心して?」
ちゅっ
おでこにキスを落として手を握られる。
百「、、口じゃないんだ、//」
「それと、、っ、もっと触ってくれてもっ、///」
蒼「っ!」
別に深い意味はなかった。
でも、君と離れたくなかった。
どのくらい愛されてるのか、体で知ってしまいたいと思った。
蒼「、、、俺はそうゆう意味で受け取るけど、」
百「、、早くしろよっ//」
蒼「っ、、仰せのままに」
その後の時間はただただ愛が溢れた。
百「ん、、、朝、、まろぉ~」
「起きろ~っ」
蒼「奈依子、、、おは、、」
「うそ、、っ泣」
百「は!?ッ」
まろが俺の前で初めて泣いた。
なんで ??え??
蒼「奈依子っ、みみっ」
「耳戻ってるっ泣」
百「え、?」
そう言って頭のほうに手を回すまろ。
信じられずに、恐る恐る触れてみる。
百「ほんとだ、、、っ泣」
蒼「よかったぁ~っ泣」
百「まろの泣き虫っ、笑 」
蒼「奈依子だってっ!!」
俺、耳いらないって、嫌いだったんだけどな、
君のせいかもな
君なら何でも受けとめてくれる気がするよ。
百「好きだよ笑」
コメント
6件
うわぁぁぁぁぁっっっ((( 最後の方大感動案件すぎるよぉぉぉっ🥹 ねぇなんでそんなに書くの上手いの!?!? 天才!?!?!?あ、天才か(( 多分これ私が狂ってるだけなんだろうけどシーズンで泣いてる桃様かわいいななんてぐへへへへh((((((((((殴 続き楽しみにしとく~!!!
あ〜(泣) 私、これで寿命千年は伸びたかもしれないです👼 最後の桃さんの耳が治るシーンとかもぅねぇ? これで感動しない人とかいませんよね?ね (( 圧 今回はただただ感動させられました☆ 番外編も楽しみにしてます💕💕
はい。神です☆(神すぎてこれしか出てこん笑) ホンマに最高。。。これって続きある??続きがあるなら楽しみに待っとくね🥰