僕が好きなときに書く短編集

初めて恋をしたのはある配信者だった

ゆったりしててカタコトの声の持ち主で

いわゆる一目惚れをした

ぼくはそこからみどりくんを推し始めた

---

md『ﾐﾝﾅｺﾝﾊﾞﾝﾜｰ』

リスナー『こんみどー』

リスナー『待ってたよー』

リスナー『今日はどんなことするのー？』

md『今日ﾊﾈ』

---

「マイペースだなぁ…笑」

「これからも応援しよ…」

---

みどりがゲームをクリアし…

md『ｸﾘｱｰ』

リスナー『おめでとー！』

リスナー『スパチャ1000』

リスナー『ナイスー！』

リスナー『強いねー』

md『ｼﾞｬｱｸﾘｱｼﾀｺﾄﾀﾞｼｿﾛｿﾛｵﾜﾛｳｶﾅ』

リスナー『えー？もう？』

リスナー『早かった気がするー！』

md『ﾐﾝﾅﾏﾀﾂｷﾞﾉﾊｲｼﾝﾓﾐﾃﾈ』

---

「終わったー」

「早く感じたなー」

ｶﾞﾁｬ

『配信見てた？』

「うん見てたよ」

『どうだった•́ω•̀)?』

「かっこよかったよー！」

『…ありがとう』

---

ぼくはリスナー兼みどりくんのカレシとして

過ごしています

みどりくんとあったのは2年前

ぼくはたまたまパソコン機材を買おうと思い

電化製品が売ってるところに行こうとしていて

その時偶然肩がぶつかってしまったのがみどりくんでした

そこから何故か交流が何度もあり交際に発展しました

後々みどりくんになんでぼくと付き合ったの？

と聞いたところどうやら一目惚れだったようです

ぼくを手に入れるためにすごく頑張ったんだとか

---

『今０時だから寝よっか』

「そーだね」

---

みどりくんは配信時はカタコトですがプライベートではカタコトじゃない模様

ギャップ萌えでいいけど

---

『おやすみ』

「うん😊おやすみ」

---

毎日を推し兼彼氏と過ごせてこれ以上の幸せはありません今宵もいい夢が見れそうです

みなさんもおやすみなさい

---

『(´｡•ω(•ω•｡`)ｷﾞｭｩｩｩｩｩ♡』

「(*´艸`)」

---

推し兼彼氏