TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

水無月 蓬(みなづき よもぎ)

アルクの次元を超えた先には薄暗い祠の中であった。

祠を出たら辺りに綺麗な夜桜が光り輝いており、幻想的な光景であった。

地面を見ると紫色の毒々しい大きな水溜りがそこらにあって、ここは沼地なのだとわかった。


私達はアルクへの道のりを進んでいく…すると、紫色の毒々しい水溜りから紫色の毒々しいスライムの魔物が現れた。

柚梨が「浄化フィールド β」と放つがスライムは朽ち果てることがなかった…ということは奴の実力も甘くはないということだ。

私は「閃光斬」と光の斬撃を放ってやっと毒々しいスライムが朽ち果てた。

ここの敵はかなり手強そうだと感じながら先を進んでいく…いくら敵は強いとはいえ、アビスとは違い、魔力の弊害する瘴気みたいな物はなかったので休みながら進んで行った。

沼地はかなり広く先へ先へ進むのだが道のりは遠い、しかも蝶々の敵やムカデの様な敵など…アルクは虫のような魔物がたくさん沸いていたのであった…

虫達は必ず毒を持っていて倒すと毒を吐き散らかす魔物もいたため気をつけて進んでいく。

毒は柚梨によって何とか治したり、消したりできるのだけれど…柚梨とくっついたかないと行けなかった…

しばらく歩くと他の夜桜より大きい夜桜の大木があった。

そこの周りには紫色のカブトムシの魔物がいた。

カブトムシは私達を視認すると目を怪しく輝かせて「衰退」と、私達の力を下げてきた。

彩樹がすぐさま「罪人の焔」と、青い火の玉をカブトムシに直撃させて消滅させる。

そして私達の力は戻ってきた。

どうやら衰退を発動した魔物を倒すとその力は戻る仕組みのようだ。

そして気になる夜桜の大木を見るとどうやら地下に繋がってそうだった…私達は下へ下へと進んでいくのであった…


夜桜の下は木の大きな空洞だった。

そして進んでいくと蜘蛛のような魔物が多く蜘蛛の巣も多いような空間であった。

私達は蜘蛛を切りながら進んで行く…進んで行くうちに下へ下へ進んでいっているような気がした…

疲れて休憩に入る頃だった…

あれっ!?」と、大声で言ったのは柚梨だった。

彩樹がいないよ!」先程までいた筈の彩樹…戦闘でそっちまで見る余裕はなかったがいつの間にかはぐれていたみたいだった…

彩樹は普通に強いから捕まることはない…筈だが不安な為、私達は彩樹を探す為に周りを探索をしていくのであったが見つからなかった…

「まさか…攫われて…」と、柚梨が言うと死月は「それだったらまずいなさっさと行かなければ」と、言い、下へいくのであった

深淵の歪 第二章 第3節 腐食の世界アルク編

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

44

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚