「奈緒ちゃん飲んでる?」
「あ、はい」
「これ食べた?美味しいよ」
「ありがとう」
空いていた私のお皿に素早く料理を持ってくれた料理を受け取るとお礼を口にする。
えっと、これはどういうことなんだろう。
さっきから今、自分が置かれている状況を把握しようと試みるが、なかなか状況を呑み込むことができずにいた。
森田さんに連れられて浩太の居る席に連れていかれたかと思うと、そこには浩太の他に見慣れない男の人が2人。
突然の私の登場に驚く浩太を横目に森田さんが嬉々として2人に私と麻美を紹介しだした。
1人はこの間、森田さんが偶然再会したという山下くんで、麻美も話したことはないが面識はあったようだった。
でももう1人の滝田くんという人は同じ大学ではあるが学部は違ったらしく浩太も麻美も面識はないらしい。
で、今。
6人掛けのテーブルに滝田くん、私
そして向かい合わせに山下くん、浩**********
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