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ノベル短編集

1 - br〖お持ち帰り〗

♥

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2022年06月27日

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「」Broooock

『』○○





「「乾杯〜!!!!!」」


会社の飲み会だったから、正直めんどくさいな〜なんて思ってたけど、


『あ!ぶるーくお疲れ!』


来ると思ってなかった○○がいたもんだから、”来てよかったな”なんてすぐに気持ち方向転換しちゃう。


「お疲れ〜ん」

『なんだ、ぶるーく来ないと思ってた』

「それはこっちのセリフよ?笑」

『まあね〜笑』

『会社付き合いだから、しゃーないしゃーない』

会社付き合いだからってちゃんと飲み会に顔出すあたり、生真面目だなあ。

まあそんな○○が好きなんだけどね?


『あ、そーいえばね?話変わるんだけど』

「どったの?」

『昨日お出かけ先できんときと会ったのね?』

「きんとき?懐かし」

『でしょ?』


中学生の頃はまさか○○と同じ職場で働くなんて思ってもなかったな〜。笑

あの頃は恋愛に疎すぎて同じ高校行くどころか話しかける事すら出来なかったけど、まさか初恋ちゃんと同期として再会できるなんてやっぱ運命?なんて今更思っちゃったりして。笑


『色々お話出来て楽しかったな〜笑』

「…2人で、?」

『そうだよ?』

「ふーん、」

『なによ笑』

「いや別に?なんでもないよ」


うーわ。2人きりで話してたって?そんなん想像したら僕心壊れちゃうよ。やめてくれない?次きんときに会えたらぶっ飛ばしてやんよ。


『連絡先貰ったから、今度3人でも遊びに行かない?』


…あ僕今好きな子に誘われてる?

いや待てきんときがいる。それはデートとは呼べない!!


「あー…全然いいよ?」


全然良くない。僕は○○と2人で遊びたいのよ。まあ緊張して全然喋れない可能性はあるけどね。


『ふふ、やったね』


あーもう。こうやって不意に見せる可愛い笑顔に惚れちゃったんだよ僕。わかるこれ?ほんとに可愛いんだよ○○ったら。

こんなに無邪気な笑顔を簡単に振りまくから、みんな○○に夢中になっちゃうんだよなあ。




『でさあ〜〜!?ほんとひどくない?!!』


いつの間にか○○は、上司にお酒を促されたお陰でベロベロに酔っていた。まあ僕もまあまあ飲んでるんだけどね。


酔ってる○○も可愛いな〜なんて思っちゃったんだけど、これはやっぱり気持ち悪い?笑


━━━━━━━━━━━━━━━


そんなこんなでどうやら会社の飲み会はお開きみたい。

僕はまだ○○と話してたいんだけどなあ。


…ってか○○寝てるし。可愛いかよ。


「…○○〜?○○おきて〜??」

『…やだあ、っ』


起きてるやないかい。


「もうお開きだよ?帰ろ?」

『ん〜、』

「○○家どこ?送ってくから」

『…….』


酔っ払った○○には話が通じないみたい。笑


『ぶるーくの家、いきたい』

「っえ?」


…な、え?


いや。落ち着けぶるーくよ。○○は今酔っ払っている。本心のはずがない。

…でも!こんなん言われたら僕、○○の事お持ち帰りしちゃうよ、?


『本気で言ってるの?○○』

「ん」

『僕男だよ?』

「わかってるもん、あしたやすみだし」

「○○のおうち遠いもん」


自分で名前呼びしちゃってさあ?ほんとあざといんだから。

こんな事好きな子に言われちゃったら、誰だって断れないよね。


━━━━━━━━━━━━━━━


「ほんとに来ちゃったよ…」


『ぶるーくのおうちだ、!』


部屋に入るや否や、両手を広げてソファにダイブする○○。

普段の◯◯からは想像もできない行動。…でも、◯◯他の男にもこんな事してんのかな、。


『んふ、いいにおいする〜』


…あざとい。あざとすぎる。


なんで僕、◯◯を家に連れてきてしまったんだろう。

好きな子とふたりきり。…そんなの、僕がなにをしでかすかわからない。もう既に、まともに理性なんか保ててないのに。


「◯◯?風呂炊けてるから入ってきな?」

『……..ん、』


コンビニで◯◯に必要なものをいくつか買ってから帰ってきたけど、それはあくまで必要最低限。服屋なんて、もうとっくに閉まってる。


…つまり、






『ぶるーくのふく、おっきいねえ〜』


彼女は僕の服で一晩過ごすことになる。

…彼シャツってやつ、?まあよく分かんないけど。

でもこんなの、僕の理性を壊す材料でしかない。


そんな事お構い無しの君は、僕にいくつもわがままを言う。


『たおるとって』とか

『かみのけかわかして?』とか

『あいすたべたい!』とか。


…僕は全部、◯◯だからやってるんだからね?!

まあそんな事考えたって、君には届かないけど。


いつの間にか静かになって、僕のベッドで眠りに着いた君を少し眺めてから僕もお風呂に入って髪の毛を乾かす。ベッドは君が占領しているだろうから、少し様子を見に行ってから僕はソファで寝ようかな。


自分の寝る準備が整ってから、僕は寝ている君に近づく。僕が近づいてきたことを察知した◯◯はふと目を覚ます。その後君は僕に向かって口を開いた。


『ぶるーく、』

「…起きてたの、?」

『ん、』

「…もう遅いから◯◯もはやくn『いっしょにねない?』

「…へ、?」


「いや、◯◯、っ」

『…だめ、?』

「…僕、男だよ?分かってる?」

『わかってるもん』

『きょうだけ、おねがい』


…やめて、やめてよ。そんな目で見つめられたら僕、どうにかなっちゃいそうだよ、?



To be continued_.

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