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意識が飛んだあとは、五条が保健室に運んでくれたらしく、俺は保健室のベッドの上で目が覚めた。
椿「あれ、俺なんでここに…」
硝子「あ、先輩気が付きましたか?」
この子は確か…
椿「1年の可愛い子ちゃんじゃん!もしかして俺の見舞いに来てくれたの?」
硝子「あはは、違いますよ〜。校内で怪我治せる人が私しか居ないんですよ。」
近くで見るとより1層可愛いな!この子!
椿「え、治せるって…反転術式使えるってこと?!ちょー凄いじゃん!!」
硝子「そんなに褒めても何も出ませんよ〜w」
…連絡先貰おうとしてたのバレたか。
取り敢えず怪我を治してくれた硝子ちゃんにお礼を言ってから、保健室のドアを勢いよく開けて、五条のいる教室に向かう為に廊下を走った。
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ガラガラ…バタン!
椿「おい!ふざけんなよお前!!」
五条「あ?」
教室のドアを開けると、自身の椅子をゆらゆらと揺らしながら座っている五条がいた。
椿「あれはいきなり来られたから押し負けただけであって、まだ負けた訳じゃねぇからな!!」
五条「いやいや、負けは負けでしょw」
はあぁ〜?!こいつほんっっっと……!!!
椿「それに、股間攻めるとか卑怯だからな!」
五条「えー…?でも先輩、自分で腰振って嬉しそうだったじゃん」
五条「ダルッ」(ボソッ
椿「は?!今ダルッて言った?!ダルッて!!!ていうか…」
…?俺は股間を蹴られたは…ず……?
椿「あっ……?///」
俺は股間を蹴られたのではなく、攻められたことを思い出した。
五条「あれ?急に顔赤くしてどうしちゃったの?」
五条「もしかして思い出しちゃった?w」
椿「いや、ちが…///」
五条「照れてる〜?」(ニヤ
椿「……もういい///!!今日はこれぐらいで勘弁してやる!!」
五条「あ、先輩待って」
椿「なんだよ!まだ何かあんのかよ!///」
五条に引き止められる。このまま行っても良かったんだけど、無視したら明日付きまとわれそうだから取り敢えず話だけでも聞いてやることにした。
五条「負けた方が奴隷って話覚えてる?」
あー…そんな話したようなしてないような…
どちらにせよ絶対面倒臭いな。覚えてないって言っとこ。
椿「え、そ、そんな話した覚えないなぁ……😗💦~🎶」
五条「嘘つくなよ?」
椿「いや覚えてない」(キッパリ
五条「嘘つく…
椿「覚えてない!!!」
五条「はぁ〜…」
五条「じゃあ思い出させてやるよ。」
五条のニヤニヤ顔が突然真顔に切り替わった。額に青筋を浮かべて、こちらにゆっくりと近づいてくる。
もしかしてキレた?うわ〜…めんどくせぇ〜〜!!
椿「えっ」
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【作者から】お久しぶりですカンザシです!前回、2作一気に書いたからか、ちょっと文とか色々と崩壊してました!!お騒がせ致しました!!
最強様のお気に入りの方でも書かせて貰ったのですが、100いいねありがとうございます!励みになります( ノД`)
さて、約束を覚えてないと言われてキレた五条君ですが、これから椿くんはどうなってしまうのでしょうか?!次回もお楽しみに!!!
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