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【アズマ】「うぅぅぅ…何この格好…。動きずらい…。」
【ヒナミ】「似合う〜♪アズマくん!やっぱりアズマくんって美人だから…なんでも似合うね〜♪」
私は自分の社にアズマくんを招き入れることにした。温かいご飯を用意したり、綺麗な着物を用意したり、できる限りいろいろやった。まぁ…ほとんどに友達にやってもらったんだけど…。
【ヒダチ】「お似合いですぞ〜♪アズマ様ぁ〜♪」
【アズマ】「だからオマエはさっきからなんなんだ!?」
【ヒナミ】「この人は私の友達の日達様!」
【ヒダチ】「お友達と言われるとはなんたる光栄…じゃなかった。ヴヴン…!拙僧の名前はヒダチという!夜露死苦☆」
【アズマ】「……………………キャラが大渋滞してるけど大丈夫か?コイツ。」
【ヒナミ】「うん。いつもこんな感じだから…大丈夫だよ〜。」
【アズマ】「な…なるほどな…。」
【ヒダチ】「それよりご飯も作りましたぞ!遠慮なくたくさんお食べください!あと…お風呂も沸かさないと!」
【アズマ】「あのさ…坊さん…。」
【ヒダチ】「はい?」
【アズマ】「俺…忌み子だよ?なんで…。」
【ヒダチ】「………いいのですよ。あなただって人間なんですから…平等に接することこそが…拙僧の務めというもの…。」
【アズマ】「は…はぁ…?」
【ヒダチ】「それでは…私はこれで…。若人同士楽しんでくださいねぇぇぇぇ!」
【アズマ】「お…おう…。」
その後…
【ヒナミ】「ふふっ…今日は友達と初めてのお泊まり会〜♪楽しみぃぃぃぃ!」
バン!(襖が開く音)
【ヒナミ】「あっ!アズマくん!お風呂どうだ…った…?」
【アズマ】「あ…?なんだよ…人の顔をジロジロ見て…。」
【ヒナミ】「えっ…あっ…うぅぅぅ…///」
襖が開く音とともに振り返ると、そこにはタオルで濡れた髪を拭きながら入ってくるアズマくんがいた。私は思わずアズマくんの色気にやられて、つい顔を両手で隠してしまった。
【アズマ】「どうしたんだよ?おい…なんか言えよ。」
【ヒナミ】「何も言えない!無理!これで神様じゃないってどういうこと!?信じられないぃぃぃぃ///!」
両手で顔を隠してるから見えないけど、目の前には絶対に顔が良すぎる男の子がいる…!なんかいい匂いするし、声が近い…!?
【アズマ】「手で隠すな。何があったんだ?」
【ヒナミ】「あっ…うっ…///やめて!今の顔見ないで!顔真っ赤っかになってるからやめて!」
【アズマ】「はあ?」
あれ?アズマくんと私は友達なんだよね…?そうだよね?なのに…なんで急にこんなことになってんの…?なんで…どうして…?
顔を真っ赤にしながらずっと考えていると、アズマくんが突然私にさらに近づいて、私をもっと照れさせるようなことを言ってきた。
【アズマ】「やっぱり神様って綺麗なんだな。」
【ヒナミ】「えぇっ…///!?うっ…うわぁぁぁ…///」
【アズマ】「ちょっ!?おい!だから急にどうした…って気を失ってる…。」