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俺、若井は元貴の好きなとこ101個言える自信がある(ドヤ)
超絶可愛い
ちっちゃい
声がいい
すげーいい匂いがする
…
あ、やべ、101もなかった
だが
だが!
そんな元貴に俺は今でもずっとゾッコンだ(古い)
俺たちは中学時代からの太く長くそして深ーい付き合いだから好きだという誰にも負けない自信があーる
…
いや自信しかない!
でもさ
最近むちゃくちゃ藤澤と仲が良くない?
仲良すぎる
え、マジ仲良すぎね?
俺は?
俺の事は?
俺の事は好きじゃねーの?
聞く?
がっつり聞いてみちゃう?
俺の事好きかって
いや、無理無理無理!
そんなん絶対っ無理だァァァ
俺は一人頭を抱えて唸っていると
「…若井おはよう」
と今夢中になっている元貴が現れた
うわ
うわぁぁぁ!
俺の!目の前に!元貴が!いる!
そんな元貴は非常に眠そうな表情だ
昨晩は夜更かししまくった、そんな感じだろう
「ふぁ…」
元貴は軽くあくびをすると椅子に深く座る
俺は急いで元貴を追いかけて隣に座ると少々上擦った声で言う
「さ、最近さ、りょうちゃんとすげー仲良すぎね?」
「んあ?」
俺はちょっと口を尖らせて言う
まるで拗ねまくっている子供のようなそんな感じ
元貴は目を細めつつ机に腕を置きその上に頭を乗せ俺をじっと見る
「え…いや、その…なあ」
俺は視線を元貴から宙にへと移した
だって言葉がしどろもどろになるのも無理ない
意中の人が隣で…俺を…
きゅるきゅるな(?)目で俺を…
上目遣いで見ているぅぅ!
うわ
うわ
どーしようぅぅ!
俺が一人でオロオロしていると元貴が真顔で
「…若井」
「へ」
「俺は若井とずっとチョー仲良しだと思ってるけど」
「!」
うわァァァ
まじか!
マジかァァァ!
俺が一人で悶えてる隣で元貴はすやすやと寝息をたてていた…zzz