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_Episode1、桜遥_
小さい頃、俺は嫌われてたし、虐められてた。
子供「お前さ、その見た目どうにかなんない?」
桜遥「……!」
子供「母ちゃんに気味悪いから仲良くするな、近付くなって言われてんだよ 」
子供「悪いものが移るって」
子供「だからそこどけてくんね?俺そこで遊べないし……」
桜遥「……分かった…」
桜遥「(……)」
1人で遊ぼうとしても
何をしても
どこにいても
いるだけで嘲笑われて
桜遥「…ギリッ」
悔しい…
誰かに迷惑をかけた訳でもないのに
なんで俺が
なんで
こんな姿で
もっと優しかったら
もっと面白かったら
俺が…
桜遥「生まれてこなければ良かったのにな…」
入間「遥くん!!起きて!!」
桜遥「ッ…!?」
桜遥「入間…ッ?」
入間「良かった…ずっと魘されてたんだよ?」
桜遥「そ…うだったのか…」
桜遥「わり…」
桜遥「……?」
桜遥「仮面は…?フード…」
桜遥「ッッ…!!」
桜遥「被ってな…ッ!!」
入間「遥く…ッ!」
桜遥「見るな!!!」
入間「ッッ…!」
桜遥「どうせお前も俺の事否定するんだろ!?」
入間「しないよ!!」
入間「絶対!」
桜遥「嘘だッ…!そういう奴はみんな…ッッ!」
入間「遥くん!!」
桜遥「ッッ…」
桜遥「入間…悪い…ッ取り乱してッッ…」
入間「遊びに行こ!」
桜遥「……は?」
入間「遥くん!準備できた〜?」
桜遥「お、おう…?」
サリバン「本当に2人だけで大丈夫?怖くない?」
入間「大丈夫だよ笑」
入間「行ってきます!」
桜遥「……い、行ってきます……?」
オペラ「行ってらっしゃいませ」
サリバン「行ってらっしゃいぃ……泣」
入間「着いた!」
桜遥「ここって…」
入間「そう!」
入間「ご飯たくさん食べられる場所…!」
桜遥「マジカルストリートな…」
入間「遥くん!」
桜遥「?」
入間「あっち行ってみよ!!」
桜遥「お、おう…?」
入間「楽しかった〜!!」
桜遥「……」
入間「遥くん?」
桜遥「なんでマジカルストリートに来たんだよ」
入間「…それは…」
入間「僕が遥くんと遊びたかったから!」
桜遥「はぁ!?///」
桜遥「お、俺と…って…他の奴でもいいじゃねえか!なんで俺……/// 」
入間「遥くんが良かったんだ!」
桜遥「!!」
入間「遥くん…」
入間「遥くんはさ」
入間「問題児クラスの皆が虐めをすると思う?」
桜遥「はぁ!?アイツらがそんなことするわけ…!」
入間「そうだよ」
入間「問題児クラスのみんなはそんな事しない」
入間「でもそうやって答えられたのって、問題児クラスの皆を信頼してるからなんだよ」
入間「そうじゃなきゃそんなこと言えないでしょ?」
桜遥「…ッ」
入間「遥くんはもうとっくに問題児クラスの皆を信頼できてる」
入間「だから」
入間「否定されるなんて思わずに」
入間「もっと信じてさ」
入間「遥くんのこと…教えて欲しい」
入間「一人で抱え込まないでよ…!」
入間「お願い…ッ」
桜遥「……」
桜遥「俺は…」
桜遥「こんな…見た目だし」
桜遥「愛想も悪かった」
桜遥「だから小さい頃から嫌われてたし、虐められてた」
桜遥「だからフードを被って、仮面をして隠してた」
桜遥「本当に…否定しないんだよな」
桜遥「俺……は…信じてもいいんだよな…ッ?」
入間「うん…ッ!」
桜遥「…まだ、問題児クラスに見せるのは…勇気がねぇからさ」
桜遥「ちょっと待って欲しい」
桜遥「でも…」
桜遥「…」
桜遥「入間」
入間「?」
桜遥「あ…りがとな…///」
入間「!」
入間「うん!!」
桜遥「(俺がありのまま、問題児クラスと関われる日が来ますように)」