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極短物語「心の準備」
○○…○○……○○………
「○○!!!!」
とある大声で俺は目覚めた。そうだ、昨日は手術の日だったんだ。
俺はとある心臓病を持っていてそれを昨日は手術をして***んだ。
良かった…無事に***んだ。
…あれ?なんか特定の言葉だけ喋れなくなってる?
何でだろう。
しばらくすると俺の入院している部屋に医師がやってきて隣で大声を出していた親が医師に駆け寄った。
「先生!もう○○は助からないんですか!」
何言ってるんだ?もう俺は****はず…
あ、そういう事か。
「良いですか?心の準備をして聞いてください。」
医師がそう言うと親は一旦冷静になって医師の言葉に耳を傾ける。
「○○は全力を尽くしましたが、心臓病は“治りません”でした。」
俺は心の準備が出来ないまま1人空で泣いていた。
~完~
この物語をフィクションです。