テラーノベル
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紫原は息を切らして、予想よりも十分早く到着した。…よほど心配なのだろう。
mf「っ、dnqさんは…?」
hr「多分個室にいるかも、」
mf「ありがと、何から何まで」
hr「いや、俺連絡しただけだし、」
rn「あの…マスターキー持ってるので、よければ」
mf「ありがとうございます、
それでは」
俺は個室のある三回フロアに向かう。
白瀬さんの部屋のドアを開けたが、誰もいなかった。
mf「え…」
hrくんがいうのだから間違っていないはず。
mf「白瀬さん…?」
名前を呼ぶと、隣の部屋から甘い香りが漂った。
ドアノブに手をかけ、鍵を開けかけたところ、
dn「しっ、しはらくっ…入ってこないでくださいっ」
mf「…」
dn「俺はだいじょうぶ、っなので」
mf「白瀬さん、」
dn「やだっ、あっ、あけないでっ…」
容赦なくドアを開け放った俺。そこには、俺のクッションを抱き込んで、泣いている白瀬さん。
mf「dnqさん、」
dn「っ…」
mf「ごめんなさい、俺無理させすぎて」
dn「っ…おっ、おれのせいですっ」
mf「え?」
dn「おれがっ、こんっ、な体だからっ、むりさせてっ、」
mf「俺は、dnqさんに無理はしないでほしいです、俺は、何も負担じゃないですよ?」
dn「…?」
mf「…お互い、助けたい、無理させたくないって思いは同じなんですよ。だから、俺のことも頼って、お互い助け合えばいいんです」
dn「…!」
mf「だから、抱え込まないで。俺は大丈夫です。dnqさんのことがこの命よりも大切で、ずっと支えたいんです。疲れたり突っ走ってしまうことがあっても大好きなんです。迷惑なんて、思っちゃあだめですよ」
dn「っ、あっ、ありがとっ、ございますっ、」
mf「…ほら、泣き止んで。かわいい顔が台無しです」
そう言って頬を優しく拭う。
dn「っ、かわいくっ、ないしっ/」
mf「かわいい。」
鈍い、水っぽい音が響く。
dn「ちょっ…//会社は勘弁ですっ」
mf「ふふ、いいじゃないですか」
そう言って、ベッドに押し倒そうとしたとき、
jp「あのー…お取り込み中悪いけど…」
dn「あっ…」
まさかの社長の参戦に白瀬さんの顔も真っ赤だ。
mf「す、すみません」
jp「いやいや、今日はお休み!なんかみんな昨日頑張りすぎて疲れているからさ、
動画もすっごく伸びたし、今日から2日みーんなおやすみね」
dn「へっ…」
jp「じ、実は、みんなもう帰ってるんだ。君たちだけ。鍵、置いておくから、ゆっくり休んでね」
dn「ありがとうございます」
社長が帰ったのを合図に、白瀬さんを抱き込んでベッドに飛び込む。
dn「ふふっ、大好きです、mfくん」
mf「俺も、大好きです」
mf「これからもずっと一緒にいましょうね」
白瀬さんは肯定のキスをした。
番外編、思いついたら書きます
なんか中途半端でごめんなさい(泣)
来週火曜から新作公開しようと考えてます
コメント
3件
ついに⋯会社で⋯!!! 腐腐腐腐⋯ 最高でした!口角だけなくなってしまったんで保証お願いします☆
二人のやりとりがラブラブで可愛くてキュンキュンしてたら、社長の登場で、あーもうー社長ったらー!と、ニヤニヤしてしまいました!w 完走お疲れ様です、素敵なお話をありがとうございました!! 次も楽しみにしています!!
完結おめでとうございます!! 最後まで最高すぎました! 新連載も楽しみにまってます! 番外編もできたらでいいのでお願いします! これからも頑張ってください!