【注意書】
・この作品はnmmnです
・ご本人様とは一切関係ありません
・付き合ってるヴァン🏺
・R15 ハート飛んでます
・2作目
皆ヴァン🏺を書こう!頼む!!!!
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本署内牢屋にて。確保した犯罪者の手荷物の押収を行う。今日は大型の確保率も高く、牢屋は切符を切る警察とダウン者を起こす救急隊と犯罪者とで混みあっていた。
「よし!じゃあ切符切ってくぞ。えー、銃刀法違反、道交法違反、無免許、公務執行妨害、プレイヤー殺人、重強盗、他には?ないな!プリズン30分だ。行ってこい!」
犯罪者を1人プリズンへ送る。他の犯罪者の対応は足りていそうで、牢屋を出て1階へ戻る。次の犯罪が起こるまで時間が空くだろうな。何をしようか考えていると、スマホに電話がかかってくる。画面を見ると”ヴァンダーマー”と表示されていた。ステートからではなく、電話帳からの着信。この時点で何かあったのか?と思案する。「警察」のつぼ浦匠にかけてくる時はいつも非通知でかかってくる。この番号は非番の時か、「恋人」のつぼ浦匠にかけてくる時にしか使わないはずだ。疑問に思いながらも電話に出る。
「もしもし?どうした」
「つぼ浦、本署裏に来い。今すぐ。」
「は?ちょっ、おい!」
聞き返そうとするも、既に電話は切られ画面は真っ暗だった。
「…本署裏って言ったか」
ろくに要件も伝えられずぶち切られ、少しムカつきながら向かう。本署裏のドアから外に出ると、夜の闇に紛れるように、人目につかない場所に黒い車が止まっている。近づくと中にはヴァンダーマーが乗っていた。
「おい、何の用だ?」
「乗れ、つぼ浦」
「いやだからなん」
「いいから早く乗れ」
食い気味に言われ車に乗り込むと、シートベルトをする間もなく走り出す。ヴァンダーマーは不機嫌そうに顔を顰め煙草を吸っている。灰皿には大量の吸い殻が残っており、煙草の煙が車内で揺らめいていた。どこに行くのか聞いても答える素振りは無く、お互いに黙ったまま窓の外を流れていく建物を眺める。やがて人目のつかない路地裏に車が止まり、そこまできてようやく、ヴァンダーマーが深くため息をついてシートに体を預ける。
「はぁーーー……」
「なんかあったのか?」
「…..部下が面倒事を持ってきた。ただでさえ忙しいってのに、」
「あー…なんというか、その…大変そうだな!」
「…..はぁ」
頭に手を当ててまたため息をつく。だいぶ参っているようだ。まあ仕事中に呼び出してきた時点で相当だな。なんてぼんやり考えていると、ヴァンダーマーがこちらに向き直るのが視界の端に映る。
「つぼ浦、こっち向け」
「ん?なんだ、っ!」
頭の後ろに手が回ってきてくい、と引き寄せられ深いキスをされる。
「んんっ!?…っ…ンッ…ん、ぅ…ッ….ン、ふッ…んぅっ♡」
ぶわりと一気に口内に煙草の香りが広がる。貪るようなキスに頭がくらくらして、じゅっと舌先を吸われるとじんわりと甘く痺れた。どのくらいこうしていたのかは分からないが、しばらくして名残惜しそうに口が離れる。離れた口から銀色の糸が引き、夜の僅かな光に照らされ暗い車内でキラリと光った。すっかり全身から力が抜けてしまって、ヴァンダーマーのシャツを掴み腕にもたれ掛かる。
「っは、お前、これするために呼び出したのかよ….!」
「バレたか」
「お前なぁ….!!」
「もう少し付き合えよ、つぼ浦」
そう言ってまたキスをされる。遠くから車のブレーキ音が微かに聞こえてくるだけの、静かな車内に水音がよく響く。その音がより深い快感へと導いた。
「んん…ッふ、ンぅ…んッ…ぅ、ん〜〜〜♡♡」
突然車内に着信音が鳴り響く。ヴァンダーマーの電話だ。ヴァンダーマーはそれを聞いて顔を顰め舌打ちをする。
「チッ、誰だ、邪魔しやがって….もしもし、わしだ。ああ、───」
イラついた様子で電話に出る。短く、3言ほど言葉を交わし電話を切る。どうやら電話は部下からだったらしく、切った後にまた深いため息をついた。
「そろそろ行かなければ」
「ん、なら、本署まで送ってくれ」
「分かってる」
まだ力が抜けていて、呼吸を整えながら車に揺られる。途中で何度かパトカーとすれ違い、自分の姿がバレないかヒヤヒヤした。少しして、行きと同じく本署裏に到着し車を降りる。運転席側の窓へ回り込み礼を言い本署へ歩きだそうとするが、ぐいっと腕を引かれそれを阻まれる。
「うぉっ、!」
「夜覚悟しとけよ」
「っ、ぇ」
サングラスの奥から見える、獲物を仕留めるような鋭い目に射抜かれ瞠目する。ヴァンダーマーはそれだけ言うとぱっと腕を離して走り去ってしまった。
「なっ、あいつ….!」
数秒遅れて脳に情報が伝達され、カッと顔が熱くなる。少し外で風に当たってから本署へ戻った。
終わり
コメント
2件
いい!好きすぎます🥰