羽京「久しぶり!○○ちゃん!」
と西園寺くんのニカッと笑っている表情と共にその大好きな声が聞こえてきた。
○○「ぇ?」
と情けない声が出た。
何か忘れてると思っていたら……
○○「西園寺くん?」
どくん、どくんと心拍数が上がっている。気持ちが高ぶる。
西園寺くんに○○ちゃん!と言われたことがどれだけ嬉しいことか、いや、覚えてくれていたことがどれだけ嬉しいことか、私は静かに幸せを噛み締めた
羽京「なかなか話しかけられなくてごめんね?」
羽京「あそこには氷月もいたし、」
話しかけてくれたことが嬉しすぎてなんかもうやばい、
○○「うぇ?えっと、なんて言うか…」
○○「久しぶり?」
なんで過去形なの!
久しぶりに会えたのに、、
○○「あの、えっと、、その、」
○○「忘れられてると思った……((ボソッ」
はぁ?やっばい、心の声漏れてるよ?!
ほんっとにやめて!
不覚にも自分の気持ちが声に出てしまった……
○○「////」
嘘でしょ、心の声出ただけで顔赤くなってるっ?ほんとにきもいやつだと思われる、、
羽京「忘れることなんてないよ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
羽京side
僕の石化が解かれて数日経った頃、僕は見張りを任されていた。
色んな音が聞こえる。話し合っている声、歩いている音、風に揺れる草木の音、そして…………
2人の女の子が喋っている声。
1人は僕の服を作ってくれた小川杠という子。もう1人の子は…………………
この声って、まさか!
羽京「あはは笑」
僕は深く帽子をかぶった。
だってこの声は、!
杠ちゃんよりも声は低いが女性の中では高い声。そして何より、優しい声色。いつも聞いていて飽きない声、
高校生の頃、
同じ委員になって僕の中で_____________________。
僕が間違えるはずがない。
この声は○○ちゃんの声だ。
------ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょっと小話。※主が喋ります。
西園寺羽京の伏字になっていた部分!あそこは一体なんだったのか、
この羽京さんが「この声は○○ちゃんの声だ」と言った後「ちょっと気持ち悪かったかな?」等思ってくれてたら嬉しすぎて踊れます。
コメントトカクレタラウレシイデス
コメント
6件