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にゃんぱすー、7話です



グーテンモルゲン!あたし燕!多分高校生!

今まで入院していて、つまんなかったけど、今日から待ちに待ったコウトウガッコウというやつに通うのだ!

慣れない通学路を歩いてその、いつかは当たり前になる光景に感動を覚えた。

自己紹介では、キンチョーしたけどなんとか言えた!

みんなにも挨拶をしてクラスにも馴染み始めれていたらいいな。

榎田先生はとってもいい人そうで良かった!

私が病院で入院していたことを知っても、みんな親切にしてくれた!

とっても優しいクラスに恵まれた!

そして何よりも

二村美晴という人と同じクラスになれた。

そう、この学校を選んだのも彼女が居たからである。

なぜ彼女なのか。

先に言っておこう、私は、

同性愛者である

そのトリガーとなったのが、彼女 二村美晴だ。

彼女は私の一つ隣の部屋のおばあさんの孫らしく、よく通っていた。

その時に声がよく聞こえてきた。言う言葉一つ一つがとても優しさを帯びていて、魅力的だ。

そして彼女が帰るときに顔が見える。

とても可愛らしくも、長髪で大人びて見えるようなそんな容姿をしていた。

整った顔の明るい笑顔で私の曇った心まで元気になっていくようだった。

そうしているうちに私を知らない彼女はそのまま、私は心惹かれていく。

彼女と関わりたい。そんな願望を想いながら。

私のその願望は明確な好意に変わり始め、そして彼女が好きになった。

元気をもらい、精神的にもかなり良い状態になった私は、見事退院し高校生となる準備をした。

あわよくば、彼女と同じ学校に行きたいと思いながら。

そして私は、調べた。調べた。調べた!

そうして彼女の家の隣が売りに出されていることを知り、歓喜の表情で親に相談しそこから彼女の家から一番近い高校に入ることにした。

近所になれば、学校が違えど接点は作れるからだ。

そして同じクラスになれた、私は

今とても喜んでいる

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