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りた ~伝説のちくわ~
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いつも通り に リスト を 見せて 客 に 部屋を案内 する 。
昨日 。キャスト に 凄い 怒鳴られたから メイク 大変 だったな 。
空き時間 を 縫って 傷口 に 手当て をしていると 自分の 無能さ が 染みる 。
佐「 それ 、大丈夫 ?? どしたの 。 」
傷口 を 指さして 佐野 さんは そう言った 。
吉 「 お前 。来るなって言った じゃん 。 」
佐「 心配 なんだもん 仁人 くん 。危なっかしいから 。 」
吉「 はぁ 、〜 、」
来るな 、と言ったのに 来るところ 。似てるなぁ 。
佐野 くん を 見ると 過去 の 元カノ 、元カレ を 思い出す 。
俺 は ほんと 、同じような 人 しか 興味 を 持てないんだなと 呆れる 。
吉「 もう いいよ 、今回 は 見逃す 。 だから 今すぐ 帰れ 。 」
こう見えて 俺は 本当に 不器用 だから こんな 仕事 しているだけで 、こんなヤツ よりは 常人 に 近いものがあると思う 。
そもそも 妻子持ち が こんなとこ 出歩く時点 で 最悪 の クズ だ 。会えるもんなら 会って 全てバラしてやりたい 。
佐「 ぇ ” 、ようやく 会えたのに ! 、仁人 くんは 寂しくないの ?? 」
吉「 ようやくって 、…… 俺 出禁 に したの昨日だし 。寂しくない 。上京 して 何年だと 思ってんの 。 」
佐「 リップサービス は !?風俗 だよ ここ 」
吉「 会計 に 何期待してんの 。俺 そういうこと 出来ないし しないから 。 」
佐 「 … 俺が 伝えたかったのはさ 、風俗 の 人 だから こんな事 言ってるんじゃなくて 、仁人 くんだから こーいう コト 、話したくなっちゃうんだ 。」
吉「 …… あ 〜 そうですか 。そんな事 話す前 に 妻 を 大切に しな 。 」
佐「 世間 って どちらも 悪くても 男 が 敵に回されがちだよね 。 ほんと 、意味わかんないけど 。 」
吉「 … それ 、なんて返せば いいの 。 」
思わぬ 返され方 に 会話 が 詰まる 。
佐「 違うよ 、仁人 くんを 困らせたかった ワケ じゃないよ ただ 、わかって欲しいだけ 。 」
そんな こと 言いながら 俺 の 頬に 手を添える 。
顔が 急 に 迫ってきて 、思わず 顔を 背ける 。
佐「 かわいい 。 」
ほんっと 、調子狂う 。なんなのコイツ 。
佐「 ねぇ 、仁人 くん 。 」
少し 変な 空気 が 漂う 。
変な 気持ち で 頭が クラクラ する 。
沈黙 を 切り裂いたのは そこそこ 人気の キャスト 。
実際 に そこそこ なんて言ったら なに 返されるか分からないから 心に しまう 。
吉「 帰れ 。 」
佐「 え なんで 。 」
吉「 キャスト 来たから 。 帰れ 。 」
そんな 会話 を していると キャスト が 佐野 くんに 話しかける 。
あ ~ あ 、やらかした 。
まあ 、俺 よりは ずっと 綺麗 な 顔 だし 、佐野くんも あの キャスト と 少し 話したら あっちに 懐くんだろうな 。
そしたら 、もう いつも 通り に 戻る 。
また 、ただの 接客 スタッフ に 戻るんだ 。
キャスト さんは すんなり 佐野 くんを 受け入れて 部屋に 案内した 。
あの 怪訝な 顔 も 今だけだろう 、多分 。
嫌だったはずの あの顔 が 今 少し 恋しく なってるのは 、あまりにも ウザかった アイツ のせいだ 。絶対 。
あの後 2 時間 ほど いろいろ あったらしく 、そこそこ いい 顔 して 帰っていった 。
いろいろ 聞かれて また 殴られたが 、そんな ことは 今頭に 入らなかった 。
何故か 俺は 、あの そこそこいい顔 して 帰っていった 佐野 くんの 顔 が 焼き付いて 、許せなかった 。
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