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今回妄想するCP
rbru
不穏、病み
rbru
※VTA時代の匂わせ有り
任務中、rbの意識がKOZAKA-Cに乗っ取られてしまった。
rbが不敵な笑みを浮かべてこう言う。
「…ぴょん」
その言葉にruはピクリと反応する。
(違う、これはKOZAKA-Cだ…。星導じゃない…あの時の…星導じゃない…)
そう己に暗示をかけるも、やはり記憶が戻ってきたんじゃないかと喜んでしまっている自分がいることに情けなさを感じるru。
「ぴょん…俺のこと覚えてないの?」
rbの姿にノイズが走り、あの頃の、VTA時代の『星導 晶』が目の前に現れる。
「…っ!!」
(違う…!違うんだ…!これは星導じゃない…!!)
「ぴょん、ねえ、俺だよ。星導晶だよ」
晶がruに歩みを進める。
「っ…来んな、こっち来んな!!お前は…お前は…!!」
「…どうしてそんな事言うの?ねえ、ぴょん。」
「っ!!あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッッッ!!」
このままだとKOZAKA-Cの思い通りになってしまう。
そう思ったruは自身の片目を己の刀で切り裂く。
ボタボタッと血液が地面に滴る。
「ぴょん…なんで俺を拒絶するの…?俺、なんか悪いことしちゃったかなあ…?」
晶がruの事を抱きしめる。
(…いつもの星導とは違う…人間の温かみ…ああ、こいつは…本当に…)
一瞬だけ、ほんの少しだけKOZAKA-Cの催眠にかかりそうになってしまったruはハッとし、晶の身体を刀で貫いた。
確かな感触。間違いなくruは、晶を斬ったのだ。
晶が血を吐く。
「か…は…ッ…ぴょん…ど…うして…」
その問いに感情的につい感情的になってしまう。
「お前は…お前はあの時の星導晶じゃない!!本物の星導晶は…もう…どこにもいねえんだよ!!」
自分は、涙をこぼしていた。
普段ならめったに泣かないのに。この時ばかりは涙が止まらなかった。
「ぴょん…ぴょん…苦しいよ…助けてよ…」
晶の身体からどくどくと溢れ出す血液。もうまもなく眼の前の人は死ぬだろうというのが嫌でもわかってしまう。
「ぴょん…ぴょ…」
ノイズがまた走り、元のrbの姿に戻った。
rbの身体は、生暖かくなっていた。
この血の量は致死量だ。
まもなく、この男は死に至ってしまう。
浅い呼吸を繰り返すrbに、かける言葉が見当たらなかった。
…そこで目が覚める。
最悪な夢だ。最悪な目覚めだ。
ruはべっとりと冷や汗を書いていた。
「…小柳君大丈夫ですか?ずいぶんとうなされていたみたいですけど…」
「っ…大丈夫…だと思う…」
荒い呼吸を整えようと深呼吸をする。
「はあ…はあ…うぅ…」
落ち着いてきたら涙が溢れ出してしまったru。
「星導…もう…グスッ…頼むから…いなくならないでくれ…ッ…」
「…大丈夫ですよ。俺はもう、いなくなったりしませんから。」
rbが何かをruにかける。
それはVTAの、あの黒いカーディガンであった。
っていう話を思いついたんですけど誰か書いてくれませんか。