? 「やまと!!」
遠くで俺の名前を呼ぶ声が聞こえた。
俺の大好きな人の声。
“遅せぇよ、ひゅうが…”
さっきよりも涙が流れる。
いつの間にか、俺を抱き上げていたのはひゅうがだった。
ひゅうが 「ごめんな、遅れて。」
「もう大丈夫だから。」
この声が安心する。
“まだ皆んなと一緒にいれる”
そう思うと涙が止まらない。
ストーカー 「僕のやまとくんを返せ!!」
ひゅうが 「ハッバカかよ、やまとは俺のもんだ。」
「誰がテメー何かに渡すかよ。」
「勝手に妄想してやまと怖がらせてんじゃねぇよ。」
ストーカー 「うるさい!!やまとくんと僕は心から繋がってるんだ!!」
「いいからやまとくんを返せ!!」
また俺を奪おうとする手が近づいてきた。
“ヤバい、また触られる、気持ち悪い。”
? 「はい、ストーップ。」
? 「もう警察も呼んだんで大人しくしてください。」
? 「俺らのリーダーに手出すんじゃねぇよ。」
また聞きなれた声が3つ。
大好きなメンバーの声。
あむぎり 「やまと、遅くなってごめんね?」
ゆうま 「もう大丈夫なので安心してください。」
ゆうた 「もっと俺らの事頼れ。」
ひとりひとりメンバーが声をかけてくれる。
それだけで俺は幸せだ。
ひゅうが 「とりあえずストーカー捕まえようぜ。」
ゆうた 「おう。」
そう言うと、2人はあっという間にストーカーを縛っていく。
手際良すぎてびっくりした。
その後直ぐに警察が来て事情聴取をされた。
1時間くらいの時間がかかった。
ストーカーは俺と接触禁止命令を出される様だ。
“やっと、いつもの日常に残る。”
俺は安心して家に戻った。
ちなみにひゅうが以外は先に事務所に戻っていた。
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コメント
1件
かみすぎる....!!