女の子が好き。
自分は女の子で恋愛感情を抱くのは女の子。
男の子になりたいとは思わない。
女の子として、女の子が好き。
可愛いものも好きで、女の子らしい見た目。
可愛い女の子、かっこいい女の子、とにかく恋愛対象が女の子なんだ。
昔から女の子と話したりするとドキドキしたりした。
まぁ、普通に接することが出来る子も居るんだけどね。
男の子を好きって思った事がなかった。
いまいち、他の子が誰が好き?と聞かれて男の子を答える子の考えが私には分からなかった。
でも、小学生ぐらいになって分かったんだ。
自分は他の子と違うって。
他のみんなは好きな人って聞くと男の子を思い浮かべて、男の子の名前を言ったんだ。
私だけ、違った。
好きな人って言われて、女の子が思いついて、女の子の名前を言っていた。
女の子の名前を言って、引かれたりもした。
なんでって思ってた。
でも、成長するにつれて分かっていくものだった。
自分が他と違うと分かってからは好きな人誰?って聞かれても「居ないよ」って答えてた。
やはり恋バナが好きな女の子達は「つまんない〜」などと言っていたけど、私が女の子の名前を言ったら絶対に引かれる。友達として接してくれなくなっちゃうから。
ずっと、この事を隠そうと決意した。
でも、そんなこと出来ないんだ。
好きになっちゃったから。女の子を。
それは高校生になってからだ。
私は男の子と接するのが苦手だったのかも。
女子校に入学したんだ。
自分を隠そうと思ったのに。
正直、馬鹿だなぁって思った。
女子校になんて入ったら好きな女の子が出来ちゃうって、頭では分かっていたのに。
思っていた通り、女子校に入学して、好きな女の子が出来た。
好きになっちゃダメだって、思うようになってた。
でも、女子校に入って、たまたま通りかかったとこで聞いちゃったんだ。
「私、○○先輩が好きです!」
って、私と同じ1年生の子が、2年生の先輩に告白してるところ。
先輩は、OKしていた。
私は、その日から自分がおかしいのか疑うようになった。
先輩とあの子は付き合えたんだ。女の子同士で。
私は?もしかしたら私が好きになった子も、告白をすれば付き合えるのかと。
私が好きなった子は女子校に入った時に仲良くしてくれた同級生。
もしかしたらって、何の根拠も無い可能性に賭けて、告白することを決意した。
その子の答えは、「嘘でしょ…?…嬉しい…勿論だよ!」だった。
私はびっくりしていた。
たまたまだ、本当に、奇跡と言っても過言では無い。
付き合えたんだ。
女の子同士で。
女の子同士だからって、そんな理不尽なことを言われても私の彼女は気にしなかった。
私とは違った。
人目を気にせず、自分が正しいと思った生き方をしていた。
自分の恋愛対象についてもだ。
自分に素直に生きていたらしい。
尊敬だ、私の彼女は、すごい人なんだって思った。
でも、自分に素直に生きていたから、いじめられたり、否定される事が凄く多かったそう。それでも自分が正しいと思った生き方をしたらしい。
凄い、本当に。そうとしか私は思えなかった。私だったら諦めている。
はい、いかがでしたでしょうか?
今回もまた、僕が考えただけのフィクション、一次創作です。
恋愛対象が女の子の方が居て、全然こんなんじゃないよ、って思ってしまったのなら申し訳ございません、これはあくまで一次創作、作品ですので。
それに、好きな女の子に好かれるため、男の子になりたいっていう人もいるかもしれませんね…いるんじゃないでしょうか。
恋愛って、難しいですよね。
異性同士でも十分難しいのに同性同士だともっと難しくなると僕は思っています。
色々な人からの言葉があると思います。
いいんじゃないか、と言う人も、おかしいと言う人も。
色々な考えがあると思います。
僕は同性愛がもっと色々な人に認められるといいな、と思っています。
ただ、僕が腐女子ってだけで同性愛を認めて欲しいとかではありません。
僕は女の子も好きだし、男の子も好きだしって言う両性愛者で、もし自分と同じ性別の恋人ができた時に認めて欲しいと思います。勿論、僕が同じ性別の恋人が出来なかったらそうではないと言うのは違います。どちらにしろ、色々な人がいて、色々な考えを持った人が居るということ。その中で人と違うから、恋愛対象が違うからと言う理由で差別など、そういう行為を無くしたいと思っています。
正直、僕ができるのはこれくらい。
今、同性愛などに抵抗感など、差別、など、そういう考えを持っている人の考えをこういったもので少しでも変わってくれればな、という想いで書いています。
まぁ、とりあえずはこんな感じです。
それでは、またな!
コメント
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僕恋愛対象女の子です、
今回も凄いいいお話だったぁ!