翔太💙『ねぇ…ねぇってば』
亮平💚『少し静かにしてくれる?』
何やら書き物に夢中の亮平はかれこれ1時間以上俺を放置している。ラムネを食べながら真剣な顔でノートに書き記すとパソコンを開いて調べ物をしたり辞書を引いたりと、隣にいる俺は非常につまらない。
〝コーヒー淹れようか?〟〝……〟
〝肩揉んであげようか?〟〝……〟
俺の存在は無いものとされている。
それならばと色仕掛け作戦を決行してみる。
亮平の真向かいに座り直して顎を手で支えると潤んだ瞳で上目遣いをする。チラッとこっちを見たもののすぐにノートに向き直った。シャツのボタンを二つほど開けてみる…
〝あぁ〜暑い…〟〝……〟
女の子じゃあるまいし…亮平には全く刺さらず無反応だ…
翔太💙『ねぇ何してるのさっきから!遊んでよ』
亮平💚『はぁ〜うるさいな💢今クイズの勉強中チョコレートあげるからあと1時間待ってね。我慢できたらいい事してあげる』
すんなりと差し出された勉強用の集中力UPチョコレートをお口を開けて待ち構えると放りまれて、口いっぱいに広がった甘いカカオの香りに頰が緩んだ。
翔太💙『いい事って?お買い物行く?美味しいもの食べる?なになに?』
もう1時間待つなんて…ムリ!
翔太💙『ねぇお膝の上頭乗っけてイイ?あと抱きついてイイ?大人しくするからさ』
〝しょうがない子〟と溜息をつきながら半ばイヤそうに俺を受け入れると〝邪魔だけはしないでね〟と何処までも塩対応な阿部💢
亮平の匂いに包まれながら膝の上に寝転ぶと腰に腕を回して抱きついた。
翔太💙『幸せぇ〜♡』
目を瞑るとクスッと笑われた気がして目を開けるけど阿部はノートを真剣な目で見つめたままだった。居心地のいい匂いに包まれていつの間にか眠ってしまった。
亮平 side
最近の知的アイドル枠に些か危機感を感じている。次から次へと新しいアイドルが増えれば増えるほど常に下から這い上がってくる後輩たちに戦々恐々になりながらもこの世界に身を置く以上は努力は怠れない。
呑気な美容男子は俺のお膝の上でお昼寝中だ。一見呑気そうに見える彼も影での努力は怠らない。インナーケアは勿論のこと俺に隠れて美容の勉強に勤しんでいる事を知っている。
透き通った綺麗なもちもち柔肌は努力の賜物で俺だけがスリスリできる。
子供みたいにすやすや眠る翔太の頰を触る…いやいや勉強に集中しなきゃ…
時々俺のお腹に擦り寄ってくる翔太は、後ろ髪が寝癖で跳ね返っていて可愛らしく手で撫で付けてもすぐにぴょこんと跳ねては元の位置に収まった。
腰に回した腕にグッと力が籠ると足をくの字に曲げて小さくなった…全く集中出来ない。
亮平💚『あぁ〜やめた!翔太…起きて』
意外と爆睡している翔太は身体を揺すって漸く目覚めると白い腕を伸ばして首にぶら下がると、力一杯自身に引き寄せキスをした。次第に深くなる口付けに隙間に舌を挿し込み口内を弄ると、薄い翔太の下唇を喰んだ。
翔太💙『もう終わった?お利口さんだったでしょ?お出掛けする?』
亮平💚『まだ最後の問題が解けなくて困ってるの////翔太一緒に考えてくれない?』
〝無理だよ…〟翔太は俺に分からないものが翔太に分かるはずないとぼやいている。
亮平💚『それじゃあウォーミングアップに簡単なクイズ出してあげる』
翔太は子供みたいに目をキラキラと輝かせて〝楽しそう〟と言って身体を起こすと、股の間に翔太を座らせ後ろから抱き竦めた。お腹に手を回し撫でるとシャツを捲って胸の突起をなぞった。
翔太💙『ちょっ///待ってンッ…クイズはぁはぁっ//』
耳に舌を這わすと腰を拗らせ甘い吐息を漏らして感じている。ズボン越しに上から掴んで撫で上げると次第に膨らみ主張し出した花茎が可愛らしく布を持ち上げる。
亮平💚『第一問、ぶらぶらします。人によって長さが違います。これなんだ?』
翔太💙『ヤダァ////恥ずかしいンンンンッ亮平が触ってるとこ!おちんちん////』
亮平💚『ふふっエッチな事ばかり考えて変態だね//正解は〝散歩〟だよ?間違えたからとびっきりのエッチなキスして?』
翔太は〝もうヤダ恥ずかしい〟と言いながら後ろを振り向き舌を突き出し俺に吸い付くと歯列をなぞり応えるように舌を絡ませると、同時に屹立を扱かれた翔太は唇が離れ、俺の肩に添えられた手にグッと力が籠り顎を上げると天井に向かってイヤらしく鳴いた。
翔太💙『アッ//やらぁ…触んないで…』
亮平💚『可愛い//気持ちイイ?そんな翔太くんに二問目、擦ると翔太くんがすっごく気持ちよくなるものなぁんだ?』
翔太💙『もう何それまたぁ…今度こそおちんちん////ねぇ何回も言わせないでよ…//』
亮平💚『恥ずかしい顔も可愛いんだもん…でも不正解だよ。正解は〝はみがき〟でした翔太変態!』
羞恥と快楽に溺れていく様は美しく、可愛い。頰を赤く染めた翔太の服を剥ぐと白磁の肌はピンク色に染まり、布を持ち上げるソコは湿り気を帯び窮屈そうに出たがっている。
下着を脱がせるとブルンッと勃ち上がった花茎の先端からは愛液が漏れ出ている。先端を後ろから扱けば堆く天に向かって伸びるソコからダラダラと先走りが溢れる。
俺の首元にぐったりと身体を預けた翔太は腕を伸ばして俺の頭を撫でると力なく下へと沈み込んでいく。
床に寝かせると舌先で花茎を舐めると腰をヒクつかせて恥ずかしそうに目を逸らし、近くにあったクッションを掴んでブルブルッと震えた。
翔太💙『あん…//ヤダァ気持ちイイ…イッチャウ』
亮平💚『あらあら//最後にもう一問だけ♡翔太くんは亮平くんとイチャイチャするとすぐにタッテしまいますこれ何だ?』
翔太💙『バカァ//おちんちんだ!翔太のおちんちん』
亮平💚『ヤダァホントお馬鹿さん////変態なんだから♡〝時間〟に決まってるだろ?』
翔太はクッションで顔を覆うと足を交互にバタバタさせ全身を真っ赤に染めると恥ずかしそうに目を潤ませた。
翔太💙『もうヤダ‥穴があったら入りたい』
亮平💚『ふふっ穴に挿れてあげる//』
翔太💙『馬鹿じゃないの!どっちが変態だよ💢』
〝どっちもでしょ〟
鉛筆がテーブルから転がりそれが合図のように入り乱れると冷たい床に転がって繋がり愛し合った。
リンビングにカチカチと鳴る秒針を知らせる時計の音が2人の愛し合う音に掻き消されると、時を忘れて貪り合う。イチャイチャしてるとすぐに経ってしまうのはそれくらい互いに夢中だからだね・・・
勉強に集中出来ない時貪るものは何でしょう。
ラムネにチョコレート…
それでもダメなら翔太を頂くから覚悟してね♡
勤勉彼氏の息抜き💚💙 おわり
コメント
6件
翔太くんがとんでもなく遊ばれてて最高です、笑
短編史上最高傑作じゃない?🥹一番好きかも❣️可愛いし、ちょっとエッチだし、花凛さんらしくて最高😆