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私の推しカプがまたひとり増えましたね!!!!!♡♡♡♡
最初読んでるときマジでこいつ受けになるんか?ってなってたけどやはりじゃんぬ様。綺麗に私好みの受けになりました。うわぁぁあ私の性癖にドストライクです。 インドさん!パキスタンも嫌いな兄の写真を……可愛すぎますっ!じゃんぬ様のお陰で好きなカプがまた増えてしまいます。これで三つ目です。もう一周回ってこいつらカレカノ関係だろ!でも植民地だったときがあってそこから独立してるんですから兄弟なんですよね!もうこれは!全国の!カンヒュファンに!認知してもらう!必要なある!ホントに愛してますっ!イライラムラムラがイスラムにしか見えませんっ。だから今日からイスラムはえっちぃ言葉判定で良いですよね!気がついたらこんな長文を…これがオタク特有の早口言葉?いや私はオタクじゃない!そうですよね!というわけで長文失礼いたしました。
語彙力が本当に…強すぎる😭同じ人間なのか疑うレベル😐続きがあると聞いて大歓喜🎊心待ちにしています…🙇
ごきげんよう〜!
映画『国宝』で大号泣したじゃんぬですわ。
歌舞伎って良いですわね……また観に行こうかしら。
さて、その感動に影響されて(単純人間)ちょっびりダークなお話を書きましたの。
内容的にも政治的にも、限りなくブラックに近いグレーな作品ですわ。
今どきの時事問題をえちちにして良いのかしら……?
でも書きますわよ。
印パ戦争、最高にえっちなので書きますわよ。
ドマイナーすぎてもはや地雷とかないと思いますが、パキスタン✕インドですので、自衛お願い致しますわね。
「──नमस्ते?」
背後から、聞き覚えのある声が鼓膜を打つ。
程よく耳に馴染む甘いテノールボイスに、パキスタンは心底嫌そうに眉をひそめた。
「……何の用だ、インド」
振り返ると案の定──パキスタンの因縁の相手、インドが薄笑いを浮かべていた。
ダークスーツに身を包み、胸元を大胆に開いた彼は、ハイライトのない瞳をすっと細めて笑う。
「釣れないな、パキスタン。久しぶりに会えたというのに、やはり素っ気ない」
ゆったりとこちらに向かって歩きながら、インドは縁起がかった口調で、わざとらしく眉を下げる。
パキスタンはますます顔をしかめ、彼をじろりと睨みつけた。
「もっと仲良くしようではないか。私たちは、兄弟なのだから」
今にもシャツがはち切れそうなほど鍛え上げられた胸元で、しゃらりと首飾りが揺れる。
兄弟──その言葉を耳にしたパキスタンは、更にその眼差しを剣呑なものにした。
その目に宿る感情は、兄に向けるべき親愛に溢れたものだ、とは到底言えない。
「はっ、黙れ。俺はあんたを、兄だと思ったことはない」
「そうかい、そりゃ困ったな。私は君を、可愛い弟だと思っているのだが」
わけあって道を違えたインドとパキスタンは、大層仲が悪い。
それは、パキスタンがイスラーム国家で、インドがヒンドゥー国家というのもある。
無論、対立の要因は、それだけではないのだが。
とにかくパキスタンは、やたらと兄貴顔するインドのことが、気に食わなくて仕方ないのだ。
「で、要件はなんだ。早くしろ」
「ははっ、酷いな。私がわざわざ、落し物を拾ってやったというのに 」
「……落し物?」
懐に手を突っ込んで、インドはほら、と黒い四角い何かを掲げてみせた。
一目見た瞬間、パキスタンは矢も盾もたまらず、それを奪い返そうとする。
「……ッ…」
「おっと、感謝の一言もないのかい?」
しかし今回も、インドの方が一枚上手だった。
ひょい、とそれを背後に隠してしまい、美しい瞳をいたずらに光らせて、ニヤニヤと見つめてくる。
「……おい、返せ」
「君、今日の非同盟諸国首脳会議、出てただろう?会議室に置き去りになってたぞ」
「早く返せよ」
インドが手にするのは、パキスタンのスマホ。
表面上は平静を装うパキスタンだが、実は彼の背中には冷や汗が伝っていた。
自分のスマホ─それも業務用ではなくて私用のものだ─を置き忘れ、挙句の果てにインドに拾われるとは。
「……何も見てないだろうな」
「ああ、何も見ていないよ」
念を押すように尋ねると、インドはその、胡散臭い笑みを更に深める。
その返答にほっと安堵のため息を吐いて、パキスタンはもう一度、返せと催促しようとした。
「なら早く──」
「待ち受けが私の写真だったこと以外は、ね♡」
「は、」
白黒だったから、あれは戦後すぐのものか?と尋ねるインドは、やけに楽しそうだ。
その一方で、パキスタンの顔からは、さっと血の気が引いていく。
気付けばパキスタンは──インドの胸ぐらを掴み上げていた。
「おっと、暴力はいけないよ」
「ッ、返せっ……!今すぐ返さねぇとぶん殴るぞ!?」
「非暴力不服従♪私たちも昔、そう誓ったじゃないか」
人が一番触れられたくない所にずかずかと入り込んで、良くもまあ、いけしゃあしゃあと言えるものだ。
ギリギリと歯噛みするパキスタンに、インドは飄々と言い放つ。
「そうそう、パキスタン。今夜、空いてるかい」
「……何の話だ」
胸元を締め上げられているというのに、インドはどこ吹く風である。
女共が騒ぎ立てそうな甘いマスクに、パキスタンも認めざるを得ない美しい笑みを浮かべて、インドはそっと囁く。
「──いやなに、久し振りに、兄弟の親睦でも深めようじゃないか……♡」
兄弟の、親睦。
その意図するところを察知してしまったパキスタンは、思わず手を緩めてしまった。
その隙に、彼の拘束から逃れて襟を正すインドは、まさしく情欲の色を瞳に浮かべている。
「……チッ」
「おや、YESということでよろしいか?」
心底、忌々しいと舌を打つパキスタン。
そんな彼に、やはりインドは、狐のように目を細める。
そうして彼は、パキスタンの耳元に、その美しいかんばせを寄せた。
「──それでは、お待ちしているよ」
胸元にすっ、とスマホが戻されて、パキスタンは唇を噛む。
カツン、カツン、と靴音が遠ざかっていく。
「……くそっ」
嗚呼…勝てる気がしない。
ふっと耳を掠めた甘い声と熱い息に、一瞬でもムラっとキてしまった自分が、パキスタンは情けなくて仕方なかった。
「あーくそっ!!」
端正な顔を怒りに歪め、インドが去っていった方向と真逆の道を辿りながら、パキスタンは口汚く吐き捨てる。
パキスタンの胸ポケットで、ピロン、とスマホが音を立て、待ち受け画面が瞬いた。
「──やぁ、いい夜だね」
その夜。
人々がすっかり寝静まり、丸い月が高く昇った頃。
チェティナドゥと呼ばれる南インドの、タミル・ナードゥ州にひっそりと佇む、アタングディパレスの豪邸の戸を、とある男が叩いていた。
「……良いから早く中に入れろ。誰かに見つかったらどうする」
「それもそうだ。さ、入ってくれ」
その男─もちろんパキスタンは、日が沈んで、より妖艶になったインドから目をそらして急かす。
クスリと笑ったインドは、自分の弟分を、躊躇いなく自分の別荘に招き入れた。
「せっかくの客人だ、茶でも淹れようか」
「いや、不要だ。あんただって、時間が勿体ないとでも思っているだろう」
「ふふ、そうかもしれないね」
ここは19世紀、チェティアールの商人が、近代化を飾って建てた、とある邸宅である。
世界中から集められたタイルを使った装飾や、財力を見せつけるがの如くの大広間。
扉の上には、金属で部屋番がリベットされており、多くの客室がずらりと並ぶ。
「明日、仕事は」
「ちょっとした商談だけだよ」
「……そうか」
それのどれにも目をくれず、インドとパキスタンは真っ直ぐ目的地に向かった。
そして、部屋の戸を開くと、インドは背後のパキスタンを振り向く。
「さて、あとは好きにしてくれ──ッ!」
その刹那。
インドはぐっと頭を寄せられ、唐突に唇を奪われていた。
「ん…ふッ♡…は、」
「…♡」
インドよりも幾分か背の高いパキスタンは、彼の体を包み込むようにして口づける。
驚いたインドだが、直ぐにそのディープキスに慣れたようだ。
「ふ…は♡…ん…♡」
すぐさま自ら舌を絡めると、パキスタンの頬を引き寄せ、ふわりと微笑む。
一方のパキスタンは、インドの舌使いに、まるで蕩けてしまうかような快楽を覚えた。
「ん…♡──はは、今夜は随分、性急だね」
「うるさい」
「いいじゃないか、歓迎するよ……ぁッ♡」
からかうように尋ねられ、パキスタンは再び、うるさい口をキスでふさいだ。
流石は、世界最古のキス文化の国だ。
インドとのキスは、認めたくはないが、確かに心地良い。
インドの歴史書─ヴェーダには、世界で最も古いキスの記録が残っているという。
「ふ…♡んふ…♡はぁ…♡」
ヴェーダによれば、唇をあてるのはオスクルム、情熱的なキスはスアビウムと言うのであったか。
しかし、そんなことは最早、パキスタンにとってはどうでも良いことだ。
ただ、今だけは、この快感に溺れていたい。
「自分で脱いだ方が良いか?それとも脱がせるのがお好みか?♡」
「分かってるだろ、手ぇ出すなよ」
「はいはい♡」
ベッドに雪崩込んだ二人の間には、相変わらず甘い言葉はない。
しかし、弟を誘うインドの瞳にはもちろん、パキスタンの暗緑色の瞳にだって、確かな情が仄めいている。
「ふ…♡はは、くすぐったいな」
ズボン代わりの腰布─ドーティを解き、ゆったりとした衣─クルタを脱がしていく。
インドの身ぐるみを剥ぐパキスタンの手つきには、淀みがない。
平静を装ってはいるものの、相変わらず凄い体だな……と、パキスタンは内心舌を巻いていた。
むちむちと音がしそうなほどの胸筋に、美しく艷やかな肌。
六つに割れた腹筋は、一体どれほどのトレーニングを積んだのだろう。
「んッ♡」
傷一つない滑らかな肌に触れると、インドはぴくんと腰をはねさせた。
その色気にあてられたのか、ぞくぞくとした震えがパキスタンの背を伝って、腰にずくんと甘いしびれを残す。
「は…ッ♡いいぞ、もう準備は出来てるから」
早くしろと言わんばかりに、パキスタンの服の裾を引くインド。
しかし、パキスタンには、ただで突っ込むつもりはない。
「ッ…だから、はやく…んッ♡?」
くち…♡
インドのおねだりに耳を貸すこともなく、パキスタンはゆっくりと、彼の後孔に指を埋めた。
ローションか何かで濡れたそこは、いとも簡単に彼の指を飲み込む。
「そんな急かすんじゃねぇよ。俺はあんたの情けない顔が見たいんだ」
「あはっ♡いい性格を、しているな……♡」
一本、二本と指を増やしても、彼の孔は簡単に受け入れてしまう。
ぐちぐちとかき混ぜるように解すと、インドは押し殺したような嬌声をあげる。
「ふ…♡はぁ…♡…ぁッ♡」
「はは、いつものあんたは煩くて仕方ないが、あんあん言ってる分には心地良いものだな」
「そうか、お褒めいただき光栄だよ…ッは♡」
厭味ったらしく責めてやるが、インドはやはり、余裕な笑みを崩さない。
しかし、彼の肉壁を引っ掻いているうちに、ナカも瞳も表情も、程よく解れてきたようだ。
「……やっぱりあんたは、生意気だな」
「それはこちらの台詞だ…ッ♡…兄を抱いておきながら、よく言うものだな♡」
黒曜石のような瞳を潤ませ、きゅんきゅんと後ろを締め付けて、インドはパキスタンを煽り立てる。
兄にこんなに欲情するのは、きっと間違っているのだろう。
それでもパキスタンは、ゴクリと生唾を飲み込まずにはいられない、
「はは、君ももう、限界なんじゃないか?♡ 」
「何を言う。限界なのはあんただろう」
腰をくねらせるインドは、自身を押し倒し、自分の弱点を弄る弟を見上げた。
パキスタンの下履きを押し上げる、圧倒的質量をちらりと見やりながら。
すりっ……♡
「…ッ♡おい、」
「ただのお礼だ♡気にしないでくれ」
「気にするなって…くッ♡…待て」
そして──あろうことか、パキスタンの下半身に手をやると、その物を衣の上から愛撫し始めたのだ。
パキスタンは制止しようとしたものの、インドは不埒な手を止める気配はない。
「……もう分かった」
「ん?なんだ?♡」
パキスタンはぴき、とこめかみに皺を寄せた。
そして、先程まで手加減して、敢えて触れていなかった箇所へ、指を伸ばす。
ぐりっ♡
「──あ゛ッ!?♡♡」
途端、びくんと腰を揺らし、インドは一際大きな嬌声をあげた。
その反応に、パキスタンはニンマリと嗤う。
ぐっ♡ぐちゅっ♡
「ん゛ッッッ♡♡ぐッ♡…ぁ゛ッ♡そこ…ッ♡」
「やっぱり弱いな、前立腺」
もはやインドは、パキスタンにお礼をする余裕はなくなり、両手でシーツをぎゅっと握りしめている。
眉を寄せ、歯を食いしばって快楽に耐える姿は、大層パキスタンの欲を刺激するものだった。
「せっかく加減してやってたのに。あんたが煽るからいけないんだぞ」
「ぉ♡… はあ゛ッ♡ん゛ッ♡♡」
鼻に抜けるような上品な甘い声ではなく、喉奥から絞り出すような汚喘ぎを漏らすインド。
見開かれた瞳から、宝石のような涙が伝うのを見て、パキスタンは満足げに微笑んだ。
「ッ、まて、ッ♡…ぉ♡イ、くッ♡」
「ああ、イけばいい。俺は、あんたの情けないイキ顔が見たい」
腰を浮かし、必死に快感を逃そうとするインド。
しかし、パキスタンは容赦なく責め立てていく。
「くッ♡ぁあ゛ッ♡ぱき、すた、ん゛ッ♡♡♡」
「はははっ、情けないな♡ほら、イけよ♡」
先程までの余裕はどこへやら。
パキスタンの名を呼びながら、絶頂への道を上り詰めていくインドに、彼は唇の端をつり上げる──そして。
「ぁ゛♡…ッ♡〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡」
インドの立派なものから、白濁が押し出され、彼の引き締まった腹を汚す。
声もなく達した彼は、そのまましばらく、顎を上げて余韻に浸っていた。
「なんだ、気持ちよすぎて声も出ないか?♡」
「…ぁ♡はッ…♡…ッ♡」
逃さないと言わんばかりに締め付けてくるナカから、ずるりと指を引き抜くと、パキスタンは濡れた指先を舐め取った。
腰を震わせるインドは、呼吸を整えるので必死なようだ。
「…ッ、はは、からかわないでくれ♡興奮してしまうだろう?♡」
しかし、すぐさま形勢を立て直すと、やはり減らず口を叩いてくる。
その気取った態度が、パキスタンをイライラムラムラさせるというのに。
「……やはりあんたは、生意気だ」
「そりゃどうも。で、シないのか?♡」
上手い返しが思いつかず、押し黙るパキスタンを見上げて、インドは腰を揺らした。
ゆっくりと足を開いて、どろっどろのそこを見せつけると、インドはニンマリと微笑む。
「私は、君と再び一つになりたくて、堪らないのだが♡」
普段、絶対に露出しないすべやかな足。
細い腰、裸体に揺れるネックレス。
あけすけな誘い文句に、挑戦的な笑み。
「くそっ……!!」
そのどれもが、パキスタンの性癖に刺さって刺さって、引き抜くことが出来ない。
早急に腰を掴むと、パキスタンは彼の後孔に、ぴとりと熱いものを押し当てた。
「……ん゛ッ♡」
「はッ…♡」
そのまま、入り口をこじ開けるように進む。
この爛れた関係を長らく続けてきたその孔は、容易にパキスタンを飲み込んでいく。
「ははっ♡なぁパキスタン、このまま国としても、一緒になろうじゃないか♡」
「ッ、ならカシミール返せよ……」
腰を推し進めると、もう形を覚えてしまったインドのナカは、すかさず絡みついてくる。
パキスタンの返答に、インドは愉快そうに片眉を上げると、くすりと笑みをこぼす。
「ぁん゛ッ♡…それはできないお約束だな♡」
「本当にムカつくな、あんたはっ!」
どちゅっっ♡♡♡
「──あぁああッ♡♡♡…ッ♡ぅ、あ♡…んんッ♡」
無理やり肉棒をナカに叩き込むと、インドは再び、白濁を漏らしながら絶頂を迎える。
普段、あまり大きな声を出さない彼から、喉を引きつらせたような喘ぎ声が飛び出した。
「まだくたばんなよ……♡俺はずっとずっと、あんたに苛ついてんだからよ!」
「あ゛ッ♡ぁあッ♡ぁッ♡」
ぱんっ♡ばちんっ♡
いささか強引ではあるが、それでもパキスタンは、インドに腰を叩きつける。
湿った肌が打ち合う音が、静かな部屋に響き渡っている。
「俺のスマホ見やがって……そうだよ!待ち受け、あんたの写真にしてんだよ!」
「…ッ♡まっ、♡く…ぅッ♡♡あ゛ッ♡」
ぱちゅんっ♡ずちっ♡♡
押しつぶすように腰を押し込むと、インドもその美しい足を、パキスタンの腰に絡ませてくる。
腕はパキスタンの首に回し、彼の動きに合わせて、インドはゆらゆらと腰を揺らした。
「死ぬまで秘密にしとくはずだったのに!ふざけんなよっ……見るんじゃねぇよ!」
「ぁう゛ッ♡…ぁ♡は、…ッ♡」
もはや何に怒っているのかは分からないが、とにかくパキスタンは、己に渦巻く感情のまま、インドを抱きつぶす。
「あんた、いちいちエロいし……やたらと弟扱いしてくるしっ……!」
「んんん゛ッ♡♡…ゃぁ゛あッ♡ 」
到底、まぐわいのものとは思えないような、激しい音が鼓膜を打つ。
ぞりぞりっ♡と前立腺を削られてしまえば、インドも腰を震わせるほかない。
「っ、ほんと、だいっきらいだっ♡」
「ぃ゛ッ!?♡♡」
やりきれない想いを晴らすために、パキスタンはインドの首元に噛み付いた。
インドのすべやかな肌に、パキスタンの歯型がくっきりと浮かぶ。
「……♡」
嫌いだと罵られ、噛みつかれているのにも関わらず、インドは満足げな笑みを浮かべた。
まるで、全て分かってると言わんばかりに。
「「…ッあ」」
そして、二人揃って声を漏らす──その瞬間。
「……くッ♡」
「ぁあ゛ッ♡♡♡」
抱き合って、まるで一つの塊のようになった二人は、同時に体を震わせた。
パキスタンは熱くて重い精液をぶちまけ、インドはぷしっ♡と潮を噴き出す。
「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡♡」
声にならない喘ぎ声とともに、インドはがくがくと腰を揺らして、盛大にイき果てる。
そんな彼の体を抱え込み、パキスタンは最後の最後まで精子を彼に注ぎ込んでいく。
「ふ…は…♡」
「んッ♡♡」
しばらくして、ずり、と萎えた陰茎を引き抜くと、インドはふるりと体を震わせる。
……もう疲れた。このまま寝てしまおう。
そう思って、パキスタンはインドの隣に、体を横たえた。
嗚呼、大嫌いだ。こんな兄のことなんか。
「……私は、愛しているよ」
だから、この声もきっと、幻聴に違いない。
続く