この小説は一切ご本人様に関係ありません。
マブダチ組
わんく
R「…」
スッ、スッ、と親指を携帯に当て、左にスクロールするロボロ。多分昔の写真とか見てるんかな、たまに顔がニヤついとったりしてるもん。でもそんな口角上げたりちょっと声出して笑うのやめてや、気になって見たなるやん。まぁ気にならんくても見るんやけどな、俺はそう思えばロボロの座っているソファーの背凭れの後ろに回り込み、そっ…とロボロの片手に持っている携帯の中を覗いた。
R「…んふ、笑…懐かしいなぁ…。」
S「……、」
俺は無言でただロボロの写真を覗き見る。つまらない事に、えろい写真とかは無くただメンバー達や何故かプロティンの写真にダンベルの様な物しか映っておらず、そんな写真を見ては笑ったりと、ロボロの反応にも飽きて来たその時。
R「……ぁ…、」
S「…ッ!?///」
俺はロボロが親指を左に移動させたと同時に顔がぶわっ、と熱くなる。何でかって?そりゃあ、俺のあーゆー顔が映っとったからや。俺は勢い良くロボロの携帯を取る。あっ!と大きく頭に響く様な声と共に後ろを見るロボロ。
S「な”ッ…//何撮ってんねん”!!//消せや”ッン”なモン!!!//」
R「人のスマホ覗き見るお前もどうかと思うけど?!」バッ…
そう言って俺の手元にある携帯を奪い取ろうとするロボロ。俺はロボロが立ち上がったと共に片手にある携帯を上へと腕をかかげる。ぴょん、ぴょん、と跳ねたりして何とか取ろうとするロボロ。ロボロは返せ等と言ってくる。誰が素直に返すねん…やっぱアホちゃうか?こいつ。
R「ッダァ”💢もうッッ…俺のスマホ何やから何撮ろうが勝手やろ?!」
S「流石にこれはライン越えてる!!💢」
R「ッあ”…?!」
そう言って俺はロボロの携帯の中にある写真フォルダにあるさっきの俺の顔を容赦無く消す。俺が消したと同時に俺の手元にある携帯を奪い取るロボロ。ロボロはまた親指を左や右へと焦るようにスクロールするも、俺の顔の写真が無い事を分かれば俺の方に顔を向ける。面布の上からでも分かる怒った様な表情。こればっかりは俺も怒っても仕方ないやろ!?
R「クッソ…シャオカスめ…💢」
S「ッッ💢…変態野郎!!すけべ!!!ばかッ!!アホォ”ッ!!!」
R「はァ”?!💢」
S「くそっ…、ばか…間抜けぇ”……///」
俺はロボロの写真にあった俺の顔を思い出せば思い出すほど顔がじわじわと熱くなって行く。それに合わせる様に俺の声もどんどん小さくなって行き、最終的にロボロと俺がリビングで立ち尽くすだけになった。は?何この空間、俺はそう思って逃げる様にその場を後にして寝室へと姿を消す。最悪過ぎる、てかあいついつの間に俺の顔撮ってん…パパラッチかよ…。
終わり。
こういうの良いですよね。主は魔主役の16巻が出てすぐに買ったので、少しrbrさんも交えてみようかと思ってですね…はい。それだけです。
では、次の投稿でお会いしましょう。
コメント
18件
パソコンにデータ移してて欲しい… なんなら予備のスマホにも
はぁ~最高でした! 写真はゴミ箱フォルダから復旧しましょう!.•♬