この小説は一切ご本人様に関係ありません。
毒素組
わんく
T「…さっむ…、」
G「トン氏、!見ろ、雪だぞ!雪!!」
そう言ってざっざっという足音を立てながら白い手袋を外し、素手で雪を掴み俺の方に持ってくるグルさん。見ろ見ろ、と興奮気味に言っているがやはり寒いのと冷たいのが一気に来ているからか、少量の雪を掴むグルさんの手は軽く震えていた。
T「あ―もう…ええから、見せんくて…、」
G「…雪は嫌いか?」
T「いや…嫌いとかでは…、」
G「…そぉか…、」
少しシュン、と眉を八の字にして己の手の中にある雪をぼと、と足元に落とせばまた白い手袋を付ける。何でそんな反応すんねん…嫌いっちゅうか…苦手なだけなんよ…。寒いし、俺的にはあまり好きでは無い冬もグルさんと居れば少しは暖かくなると思っていたが、やはり寒いものは寒い。現にグルさんの鼻もやや赤みがかっていた。
T「…グルさん、」
G「…何だ?家に戻るか?」
T「…ん―ん、」
グルさんの言う事に俺は横に首を振れば俺の首元に巻かれている赤いマフラーを手に取り、俺はグルさんの首元に慣れた手付きで巻く。グルさんは少し目を見開いてすぐに俺にマフラーを返そうとグルさんの白い手袋が俺の赤いマフラーに触れる。その瞬間を狙って、俺はグルさんに抱き付く。
G「と…っトン氏…!?」
T「…マフラー巻いとって、俺はこれでええから。」
G「っ…!トン氏ぃ”~~♥️」ギュウ…
T「ぐぇ…、」
俺の背中にグルさんの腕が回ればぎゅっ、と力一杯抱き締められているのが伝わる。グルさんの匂いと俺の匂いが重なって、俺は鼻が狂いそうになる。冬特有の冷たい空気を吸えば鼻がつん、となるような感覚が出始める。でも、そんなん関係無しにずっとグルさんに抱き締められる。流石に外でこの状態は恥ずい、さっさとグルさんと家戻ろ…。ほんなら、色んな暖の取り方出来るし…、早よ戻ろ。
終わり。
マジでこれ公式でやって欲しいです。抱き付くだけでええんでほんま実写でやって欲しi(((殴。失礼致しました、少し取り乱してしまいました…。
では、次の投稿でお会いしましょう。
コメント
33件
(尊すぎて)逝ってまう!!!!!! ꒰ঌ( ˆ꒳ˆ )໒꒱(ファーーー
あは、公式でマジでやってくんねぇかなッッッッ((((