テラーノベル
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「ただいま〜!!」
「おかえr…!?」
「…」
はぁ…噂をすれば影がさすね。
ま、ここ雨(あま)の家だしね。
ペコッ
「顔上げて。」
「!?」
「そういうのウザいからやめて。」
「すみません。」
「てか、お兄ちゃん夏実先輩と同じクラスでしょ!?」
「…あぁ、 」
「毎年六組なんでしょ!?すご!」
「六組ってなんかすごいの!?」
「「え?」」
「てか、私と入山さん三年連続同じクラスですね。」
「まず、入山ってどっち!?って言いたかったけど三年連続ってことは、お兄ちゃんのことだよね?」
「えっと…六組はその学年の中でも頭のいい人が固まってるクラスです。」
「制服のリボンでわかるよ。柄とか巻数で。」
「え…」
「去年のテスト全部で、全部100点取った人は確定、全部90以上の人はぎりなんだって!」
「ちなみに入y…りょ、涼さんは、満点ですか?」
「俺はぎりのほうです。」
「そうなんだ。」
ワイワイワイワイ
雨「(これ私、要らなくない?よし、制服取ってこよう!!)」
ワイワイワイワイ
雨「(入るとこなくね?)」
「あ!!制服ありがとう!!借りてるやつは洗って返すから、明日でもいい?」
「いいよ〜。」
「あ!(時計を見る)ごめん!!長居しちゃった。明日、来るね!!涼さんは、会わなかったら学校で〜バイバイ👋」
「さようなら。お気をつけて…」
「お兄ちゃん、よかったね、 」
「!」
「好きな人と話せて…」
「だ!ちが!」
「へ〜。違うんだ??」
「…!」
「ま!応援するからいいよ。よかったね。私のおかげね。」
「は?」
なぜ、お前のおかげなのだ、と考えていたのだった。
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