「あー暇ー。」
空が橙色に染まった今、俺は暇を持て余している。
「そーだ、晩飯作るか。今日の俺は機嫌がいいんだ。決してあのクソ兄貴の為じゃないし!」
そう。今日の俺は機嫌がいい。なぜかって?
昼過ぎに街を歩いてたらbellaを見つけてね、「俺と一緒にデートでも行かない?」って誘ったんだ。いつも断られるから今日もどうせ…とか思ってたらOK貰ったんだよ!!積極的なbellaで、その後すぐにデートしちゃった。あー楽しかった!
「あいつ、いつ頃帰ってくるんだろ」
俺の変態クソバカ兄貴ことフラヴィオ兄ちゃんも、昼過ぎに買い物に行った。そこから帰ってきてないんだけど…どうせ道草食ってんだろ。いい歳してまっすぐお家に帰ることもできねーのかよ
「ルチアーノ♡」
「っ!」
耳元でそう呼ばれた。見なくてもわかる。
ツンと鼻をさすような香水の匂い、俺より少し低い声、間違いなく兄ちゃんだ。
「おっせーんだよ。今夕飯作ってっから待ってろ」
「わぁ、今日はルチが作ってくれるんだね♡!ご機嫌さんなの?」
「はっ、そうだよ、今日は俺機嫌いいから。お前のためじゃねーからな。感謝しろよ」
「…それって、今日bellaとデートしたから?」
兄ちゃんの声が低くなる。腕に力が入り、さっきより強く抱きしめられる
「、なんで知ってんだよ」
「ふふ、いつも見てるからね?…それより、お兄ちゃんに無断で遊んじゃいけないでしょ?」
「んだよ、俺はもうお前に世話してもらうような歳じゃねぇよ。遊ぶぐらいいいだろ。」
「良くないよ。ルチアーノは可愛いんだからさ、誰かに誘拐されたらどうするの?」
「だからっ、そんな歳じゃ」
「この前教えたよね、もう忘れちゃった?」
「っ!!」
“この前”。兄ちゃんに教えられた。俺以外見ちゃダメだよって。何回も。ベットの上で。
「…ごめんなさい。」
「うんうん♡ちゃんとごめんなさいできてえらいね」
そう言って、兄ちゃんは優しく頭を撫でてくれる
「また忘れちゃいけないから、今日もう1回教えてあげるね?」
「ありがとう、ございます」
ああ、兄ちゃんは優しいな。忘れん坊な俺のためにもう1回教えてくれるなんて。でも…ほんとはわざとなんだけどね。
兄ちゃんが昨日俺の服に盗聴器入れてたの知ってる、だからbellaをデートに誘ったんだ。
そしたらもう1回、“この前”やったことが出来ると思って。
俺って頭いい、賢いなぁ。このことは兄ちゃんには秘密にしておこ。
ルチアーノ。俺はルチアーノのこと全部知ってるよ。その計画も。
そんなに俺としたかったのか、可愛いなぁ。
今日はそんなビッチなルチアーノにお仕置きしないとね。早く夜にならないかな。
いつも見てるからね、ルチアーノ。愛してるよ
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また2Pロマ伊を書いてしまいました。ロマ伊ばっかり。独伊も好きだよ、普伊も好きだよ、けどロマ伊ちゃん可愛すぎるから…仕方ない
それと!ほんとにいつの話だよって感じですか私の大好きなお友達優璃ちゃんの代理ちゃんかけました!!!(すみません)
一応、保存は優璃ちゃんのみです!
まじ汚くてすみません、色ムラすごいし、線汚いし、、、ゆ、許して…
ていうか今日初めてシリアス?書いたんですけどどうですか?私が書くルチは大体(というか全部)ツンデレ!!なので、こういうのは初めてです。ビッチっていいよなぁ(*´∀`*)
それじゃ!!挨拶と化してきている今日も世界中が右北伊に染まりますように!
P.S.没作品あげてたんですが良いロマ伊書けたので消しました( 。∀ ゚)
コメント
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兄弟の関係で激重Loveなのがもう最高なんよ! 後々まじでイラスト可愛すぎる本当に可愛いマジでありがと!!!嬉しい!!笑