テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
あめりか病み
かな、あめ?カプというか、、?
カントリーヒューマンズ
自傷行為表現あり
それでもいい方は
どうぞ
「はっ、はぁっっ」
またやってしまった。切った太ももからは血がドクドクと流れ出て、止まる気配がない
「ヒーローがこんな、だめなのに」
そうだ。俺はヒーローなのに。こんなことをしては行けないのに。そうしてその感情に押しつぶされそうになりまた切ってまた押しつぶされそうになる。これを今まで何度してきたことか。
「はぁっ、はぁっ、はっはっ」
呼吸がおかしくなる。だめだ。落ち着かなければ
「はっ、はぁっっ、カヒュッ、げほっ、はぁっ 」
息を吐こうとしても吐けない。
苦しい。苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい
でも、これはきっと罰なんだ
こんな、太ももを切るなんて俺はしちゃいけないのに。してしまう。そんな俺に神様は罰を与えているのか?ははっ、そりゃありがたい
苦しい。けど罰なのだ。受け入れなければ
その瞬間。思いっきりドアが開く音がした
咄嗟に布団で傷を隠すが布団に血が染み込み意味がなくなっていく。ぁあ、きっと俺の顔はいまとてもぐちゃぐちゃなんだろう。笑えてない。笑おうとしてるのに。ぁあ、最悪だ。
世界のヒーローがこんな姿を見せてしまった
、、やめろよ。そんな心配そうな顔をするなよ
なにか喋ってる。分からない。音がまるで聞こえない。はは、おかしくなったか。
いや、元からおかしいか
少しづつ、聞こえるような、
「ーーんっ!ーーー!」
何を言ってるんだろう
「にーーんっ!いーーーはーーて!」
分からない。こわい。
「兄さん!大丈夫だから!息吐いて!吸わないで!」
ちょっとずつ、ちょっとずつ分かってきた
目の前にいるのは俺の弟らしい
背中をさすってくる。やめろよ。来るなよ。いやだ。嫌だ嫌だ嫌だ。嫌われる。ヒーローとしての顔が崩れるいやだ。
もっと呼吸は荒くなるばかり
「兄さん。大丈夫。僕と一緒に呼吸しよ」
分からない。いやだ。怖い。
首を横に振る
「できる。ほら。すぅーはぁぁぁー」
上手くいかない。まねしようとしても
「うん。その調子。すぅー、はぁーー、」
少ししたら落ち着いてきた
やだ、見られてしまった。怖い。いやだ。やだ。やだやだやだ
「兄さん。止血しよ?ね。」
いやっ、いやだっこわいんだ。来るなよ。こっちに
兄さんが物凄い怖がってる。当たり前か
ビックリした。兄さんの部屋から変な物音が聞こえて、気になって開けたら足から血を流して蒼白の顔をして、過呼吸になっている兄さんがいたんだから。笑おうとしてるのだろうけど、笑えてない。それが痛々しくて。
なんでもっと早く気づけなかったんだろう
当たり前だ。きっとずっと、隠してきたのだろう。それがバレたのだからパニックになるに決まってるし怖いに決まってる。でも、正しい対処法なんて分からない。だから、寄り添うことしか出来ない。どうしたらいいのかな。
できる限り、落ち着かせるように
ゆっくり、ゆっくり
そうして、何とか兄さんをある程度落ち着かせて、応急処置をすることができた
兄さんは明らかに見られたくなさそうだったが、布団をとって包帯を巻いていく。
その太ももは傷だらけで、痛々しい。これだけ我慢してきたのだろう。いつも明るくて元気な兄さんは、きっとそれだけ辛かったのだろう
気付けなかった、それが申し訳なくて
兄さんは泣き疲れて寝てしまったようだった。
「あ゛、、ぅ、゛ 」
魘されてる。何を見てるのだろう。
背中をポンポン、と軽く。優しく叩く
最初はビクッ、としていたけれど、少しづつ安心したのか魘され無くなった
サングラスを外して目を見てみるとくまがすごかった。きっと、不眠気味だったのだろう。
そんなこと言っても無理してしまうのはわかってるし、寝てる兄さんにいっても意味は無い
でも。言いたかった
「無理しないでね。大好きだから」
ぁ、どうも。ちょっとした解説、?でも
アメリカは過去のことや、ヒーローでいなければならないことや、周りからのプレッシャーで心を病んでしまっています。
過去のことなどは皆様の想像力に任せます
カナダの言っていた「大好き」というのは、ただの兄弟愛です。
カナダだけでなく、ほかの国たちもひとつも気づいていませんでした。ここからどうなるか、それは皆様に任せます。好評であれば続きを出すかもしれません
それでは
コメント
3件
うわあああ…このエピソード、きっつ……でも、すごく丁寧に心情が描かれてて胸が締め付けられたよ😭💔 アメリカの「ヒーローでいなきゃ」ってプレッシャーと、自分を罰する気持ちが痛いほど伝わってきた。弟のカナダが冷静に寄り添って「無理しないでね」って言うところ、もう涙腺崩壊…優しさがありがたくて切ない。この二人の関係、もっと知りたいな。続きがすごく気になるよ!