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僕は、道化師じゃ無く成った。
天人五衰に入る前から、みんなを見習って仮面を被って生きてきたものだから笑顔でいるのが当たり前だと、思ってた
最初は痛かった、顔の筋肉が限界を迎えて激痛が走るから
続けていたら何時しか治って笑うことしか出来なくなって、ずっと笑顔を貼り付ける私をみんなは道化と言い嘲笑う。
それでも良かった、だってシグマ君にみたいにひたむきに努力も出来ないしドス君みたいな才能もない
演じて、嘲笑われるだけの人生なんだと思ってた、此の儘堕ちてゆくだけなんだって
彼との出会いから、そんな孤独な日々も終焉を迎える
ドス君…………厭、フョードル君は道化師としての私を認めてくれた笑うこともせず、静かに私の頬に不健康な肌の手を重ね…………。
元々自分が成りたかった人間像というのもあり徐々に彼に惹かれて行った
と、当時に全てを投げ出して仕舞いたいほどの焦燥感に煽られる
「また駄目……なんで、どうして、笑えないの、?」
最初から理解していた。
道化師じゃないと愛されない事だなんて、
だから痛くなっても引き攣ってても僕は笑い続ける
「お”ッ、………うぇッッッ、」
苦しくはないよ…………、?
彼のためだから、
ただ、日に日に笑顔は無くなるばかりで、
遂に私は、笑えない処か、何をしようとも涙が止まらないのだ
、、、もう、駄目、ぼくには、どうけなんて、出来ない、
愛されなくたって…………、いいや、
下らないことを考えていた矢先…、ヒョードル君に呼び出された
着いたものの誰も居らず連絡を取ろうとするがどうやら罠らしく後ろから気絶させられてしまった
「これで僕のもの、♡」
目覚めるとテンプレート通りの展開で目覚めると手脚を、枷で拘束されていた。
「狂おしい程に愛おしい僕だけのニコラーシャ……」
「どうせ、そう言ってても…道化師じゃない私を…裏切るんでしょ…」
ふと出てしまった言の葉が気に入らなかったのか、彼は手袋を着けた左手で私の身体中を何度も蛸殴りにした
「嗚呼、愛してますよ…♡」
そっか君は僕が壊れる様子が見たかっただけなんだね
「ぼくも………あいしてるよ、」
こんなことになるくらいなら…僕に触れてくれ。
君の、君だけの左手でこの下らない御伽噺を全て終わらせて