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3 - ジョニジャイ。書いていて楽しかったので書きます。

♥

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2022年12月15日

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「ジャイロ」

__彼の名を呼ぶ。

僕の声に気がついたジャイロは、目線を食べているパスタから僕の方へ変え、口の中に含まれた1口の昼食を飲み込むと、返事をする。

「どうした?ジョニィ。」

硝子玉のように綺麗な瞳孔で見つめられ、思わず口元がゆるむ。

_言うべきだろうか。

目を伏せ、少しの間考えている僕を、彼は不思議そうに見つめる。

その瞳が可愛らしくて、愛おしくて。

僕は思わず声を漏らした。

「ジャイロと付き合いたい。」


僕の声が聞こえていたのか、ジャイロは何度か瞬きをする。

_そこでようやく理解したのか。一気に顔をカァーッと紅潮させた。

「あ、は…?おッ、おまえ何言って…は?」

ジャイロは大変困惑しているようで、しどろもどろに言葉を発する。

顔だけでなく耳まで真っ赤になっている彼を見ているうち、僕の胸はいつか張り裂けそうなほど烈しく鼓動した。

そして、僕は気づいたら彼の両手首をつかみ、逃がさぬよう抑えながら、彼と唇を重ねた。

「ん……っ!」

ジャイロの口から息苦しそうなくぐもった喘ぎが聞こえ、慌てて口を離す。

途中で諦めた小説を束ねます。宜しければお読みくださいませ。

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