/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
(帰郷千衣沙)「まさか帰ってくるとは」
(帰郷千衣沙)「大異変で死んだかと思った」
(博麗美琴)「私は確かに殺されるかと思った」
(博麗美琴)「でも、生きている。」
(博麗美琴)「どうしてかと言うと」
(博麗美琴)「あの世とこの世の境目がいた」
(帰郷千衣沙)「亜空間……」
(博麗美琴)「ああ、そんな所だ。」
(博麗美琴)「そこで10年にいたんだ。」
(帰郷千衣沙)「退屈じゃない？」
(博麗美琴)「くそ退屈」
(博麗美琴)「走っても走っても同じ景色ばっかりだし、話し相手もいねぇ。」
(帰郷千衣沙)「よく耐えたのね。」
(博麗美琴)「まぁ、霊夢がいたから」
(博麗美琴)「あの子の所に帰らないと」
(博麗美琴)「そう思ったんだ。」
(帰郷千衣沙)「そうか……」
(博麗美琴)「……紗代子」
(博麗美琴)「本当に紗代子？」
(帰郷千衣沙)「ええ、そうよ」
(帰郷千衣沙)「博麗紗代子」
(帰郷千衣沙)「今の名は帰郷千衣沙。」
(博麗美琴)「本当に生まれ変わったんだ」
(帰郷千衣沙)「まぁね」
(博麗美琴)「どうして生まれ変わったんだ？」
(帰郷千衣沙)「ああ、それはね」
(西行寺幽々子)「彼女を待つ人がいたから」
(西行寺幽々子)「彼女が来るまで冥界で待ち続けていたのよ。」
(帰郷千衣沙)「……そうね」
(帰郷千衣沙)「まさかあの子とは……」
(西行寺幽々子)「ええ、ラウールとはね」
(博麗美琴)「ああ、背の高い」
(西行寺幽々子)「ええ、ラウールの前世がずっと待ち続けていたのよ。」
(西行寺幽々子)「何言っても聞かなくてね」
(帰郷千衣沙)「驚いたわ」
(博麗美琴)「そうなんだ……」
(博麗美琴)「なぁ、紗代子」
(博麗美琴)「私はこれからどうすれば？」
(帰郷千衣沙)「……霊夢を見守ること」
(帰郷千衣沙)「そして、私の代わりに幻想郷を見ていくこと。」
(博麗美琴)「……」
(帰郷千衣沙)「私は今日の夜に帰る。」
(帰郷千衣沙)「2年もここにいたからね」
(博麗美琴)「……どう思った？」
(博麗美琴)「ここにいて」
(帰郷千衣沙)「……私には間違ってたわ」
(帰郷千衣沙)「やり方が間違った。」
(博麗美琴)「……」
(帰郷千衣沙)「今の幻想郷はあなたが頑張ってくれたのね。」
(帰郷千衣沙)「私のやり方を見ていたからこそ……考えが違ったんだよね。」
(博麗美琴)「……ああ、そうだな」
(博麗美琴)「……私が変えた。」
(帰郷千衣沙)「襲われて気づいた。」
(博麗美琴)「……楽しいか？今の幻想郷」
(帰郷千衣沙)「とても楽しい。」
(帰郷千衣沙)「こんな私でも変われるって」
(博麗美琴)「……」
(帰郷千衣沙)「2代目博麗の巫女博麗美琴」
(帰郷千衣沙)「初代博麗の巫女として」
(帰郷千衣沙)「あなたに敬意を表します。」
(帰郷千衣沙)「そして、言葉では言い尽くせぬ感謝を……」
ギュッ……
(博麗美琴)「……」
(帰郷千衣沙)「……」
(博麗美琴)「あなたもあなたの役目を」
(博麗美琴)「これからもあいつ達を……」
(帰郷千衣沙)「……ええ、あなたはあの子たちのことをよろしく頼むね。」
(博麗美琴)「ああ……任せた。」
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ