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異世界への道

1 - エレベーター

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2022年11月23日

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もう、疲れた。

この世界から逃げ出したい。

学校では毎日いじめにあい、家では親から蔑まれ、居ないものとして扱われる。

そんな中、ネットで【異世界に行く方法】という記事を目にする。



必要なものは10階以上あるエレベーター

手段①1人でエレベーターに乗る②4階→2階→6階→2階→10階に移動する

③10階に着くと降りる事無く、5階への移動を行う

④5階では女性が乗ってきます、その際必ず話すことは無いように

⑤その後1階へ移動する

⑥しかしながらエレベーターは10階へ移動を開始します

⑦移動の最中他の階のボタンは押すことの無いように



幸いなことにエレベーターは住んでいるマンションで事足りた。

翌日実践することにした。

その後滞りなくエレベーターは移動を開始した

そして、10階に辿り着きエレベーターの中を見てみるとさっきまで乗っていたはずの女性が消えていた。

何者なのかは分からない、しかしヒトでならざるモノであることは確信を持っているエレベーターから降りると、エレベーターは自然に扉が閉じ、下へと降りていった。

エレベーターを降りたところは、廃墟のような感じがした。その際、刺激臭が鼻を襲う。

何事かと廃墟を出るすると、廃墟は私が出るのを待っていたかのように崩れ去った。

しばらく当たりを散策するとその世界には異形の生物のみが生息していた。

人間の手足が生えた巨大な蝶、人間の目玉だけで作られたクマ、ヒトの形をしたスライム状の生物などなど…

さまざまな形のモノが生息していた。

しばらく歩くと、見知ったものが目に入った私の通う学校だ、しかし全てが荒廃し今にも壊れてもおかしくない状態であったあまりに危険なため、中に入るのは辞めた。

私はこの空間に落ち着きを感じていた。

誰とも話すことなく、人間関係に気を使わないこの空間

ワタしは、この空間ニがお気に入リになっタ。

アナタモ、この世界に気に入ラレたらイイワネ。

アのサイトは罠早ク逃ゲ

ワタシハコノ世界ニ取り込マレタ…

マダ、 識ガアリ帰リ イノナラ シ イ

所々黒く塗り潰され、この先のページは破られていた。



管理者「おや、これはこれはお久しぶりですね。皆様、少々野暮用がありましてしばらく管理者の席を外しておりました。

それと、もしかして異世界の部屋に入ったり致しましたか?

入ること自体は構いませんが、扉は閉めて頂かないと困ります。

ふむ、初めましての方もおりますのでご挨拶を、私世界の出来事である思念紙(メモリー)を管理を行っております。

アドミニストレータと申します。以後お見知りおきを」

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