「ん…」
あれ、寝てた…?
凸さんに抱きついたまま寝てたみたいで、俺は凸さんに抱きしめられたまま頭を撫でられていた。
「あ、起きた?」
「………うん」
「顔色少し良くなってるかな…?何か食べる?」
「うん…」
怖い
凸さんと愛し合って、幸せになっていることが、凄く怖い
いつか、その幸せが壊れてしまうんじゃないかって…
「さもさん」
凸さんの手が俺の頭に優しく触れる。
「…大丈夫」
俺は、凸さんに話さなきゃいけない
俺の昔のことを
「ん〜…」
さもさんが俺に抱きついてくる。
「………凸さん、俺ね」
「うん」
さもさんの頭を撫でながら聞く。
「……………お父さんとお母さんに、酷いことされてた。」
俺は撫でる手を止めなかった。
「凸さんに会うまで、愛されるってどういうことか、わかんなかった。」
「…そっか」
「でもっ…凸さんのこと大好きで、凸さんも俺のこと好きって言ってくれて…」
俺はさもさんのことを強く抱きしめた。
「俺も…大好きだよ。さもさん」
俺がそう言うと、さもさんは声を上げて泣いた。
さもさんは今俺の腕の中で泣きつかれて寝てる。
俺はさもさんのことが大好きだ。それは永遠に変わらない。
「…おやすみ、大好きだよ、さもさん…」
そうして俺は眠りについた。
コメント
1件
さもさんの過去のことはシリーズを作ったときから考えてました。なんか終わりみたいな雰囲気してますけどちゃんと続きます。