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さもさんの恋の距離がおかしい

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さもさんの恋の距離がおかしい

20 - 第19話 君への愛し方

♥

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2025年03月09日

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「ん…」

あれ、寝てた…?

凸さんに抱きついたまま寝てたみたいで、俺は凸さんに抱きしめられたまま頭を撫でられていた。

「あ、起きた?」

「………うん」

「顔色少し良くなってるかな…?何か食べる?」

「うん…」

怖い

凸さんと愛し合って、幸せになっていることが、凄く怖い

いつか、その幸せが壊れてしまうんじゃないかって…

「さもさん」

凸さんの手が俺の頭に優しく触れる。

「…大丈夫」

俺は、凸さんに話さなきゃいけない

俺の昔のことを


「ん〜…」

さもさんが俺に抱きついてくる。

「………凸さん、俺ね」

「うん」

さもさんの頭を撫でながら聞く。

「……………お父さんとお母さんに、酷いことされてた。」

俺は撫でる手を止めなかった。

「凸さんに会うまで、愛されるってどういうことか、わかんなかった。」

「…そっか」

「でもっ…凸さんのこと大好きで、凸さんも俺のこと好きって言ってくれて…」

俺はさもさんのことを強く抱きしめた。

「俺も…大好きだよ。さもさん」

俺がそう言うと、さもさんは声を上げて泣いた。


さもさんは今俺の腕の中で泣きつかれて寝てる。

俺はさもさんのことが大好きだ。それは永遠に変わらない。

「…おやすみ、大好きだよ、さもさん…」

そうして俺は眠りについた。

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