俺は頭を抱えた
この世界はそもそも魔法がないため、魔素が殆どない
魔力感知を利用すればギリギリわかるが難しいのである
きっと俺は今死んだ目をしているだろう
そんなことを考えながらウロウロしていると
「ねぇ君。かわいいね」
「スッゲー美人」
「うひょー」
「うわ…」
▼ナンパA、B、Cが現れた!
脳内にそんなテロップが浮かんだ
ナンパABCは見た目はチャラい男で明らかにモテなさそうだ。しかも俺を全身ジロジロみてニヤニヤ気持ち悪い顔しやがる
「君、観光してきたの?」
「俺らいい場所知ってるよ。まぁ有料だけどね」
「お代はカラダで〜」
ナンパABCは最低なことをいってギャハハハと笑う
「悪いんだけど、俺は忙しいんで」
「まぁそう言うなよ♪」
「そうそう」
「君オレっ娘なんだかわいい〜」
ナンパCが俺の手を掴もうとした
パシッ
俺は手を払った
「その手で俺をさわるな」
この体はシズさんの体だ。その体に触らせたくない
「あぁ?!」
「偉そうにしてんじゃねェぞ?!」
「その顔ぐっちゃぐちゃにしてやるぞ?!」
「あ?ならやってみ「あなた達やめなさい」
気がつくと後ろに眼鏡をかけた糸目の優男が立っていた
「何だオメェやんのか?あん?」
「くらえ!」
ナンパABCが優男に襲いかかった
だが…
「ぐふっ」
「ガァっ?!」
「グェっ」
優男がナンパABCを瞬殺した
「大丈夫ですか?」
「はいありがとうございます」
優男がいたお陰でシズさんの体を使わずにすんだ
「そういえば、桜色の髪をしたツインテールの女の子見ませんでしたか?」
「女の子ですか?僕はまっすぐあそこから来ましたけど見ませんでしたよ」
「そうですか…ありがとうございます」
「こちらもすみません」
その時
「?!」
ミリムの魔力が感じられた
だが、一瞬で消えてしまった
「えっと、急いでいるのですみません!」
俺はミリムの気配を感じた方向に走っていった
無事、ミリムを捕獲した
ミリムは子供達の相手をしていた
ちなみに魔力を使ったから少し怒っといた
隣でミリムがしょんぼりしている
(なぁシエルさん。あの優男どう見ても一般人じゃないよな?変装していたし)
『はい。』
(だよなー)
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見た目は美少女!正体は魔王!その名も、リムルテンペスト!!
ナンパは寄ってくるはミリムはいなくなるは機嫌があまり良くなかった
後日、ナンパABCにお仕置き()した
見た目は優男!中身はFBI!その名も、赤井秀一!!
ロックオン
ナンパABC
後日、その姿を見る者はいなかった
噂では真っ黒な髪と執事の服装をした男と黄色と白と紫の髪をした美少女3人についていかれたとか…
コメント
5件
ナンパABCドンマイwwwwwww
面白すぎですほんと大好きです。 続き待ってます
面白かったです! 続き楽しみに待ってます🎶