吸血鬼の俺と君

〈📢視点〉

📢「現在時刻午前2時…」

📢「ついに決行の時！！」

🍍「ここでらんがきたらおもろいな笑」

📢「さっき寝たから来るわけねぇだろ」

🍍「いるま、それフラグっていうんだぜ…」

📢「……まぁ、大丈夫だろ、たぶん」

🍍「ま、別にらんが来ても責任はいるまに押し付けていいって言われてるからいいっか」

📢「いや？だめだが？」

🍍「んじゃ、おやすみ！良い夢を」

📢「良い夢をじゃねぇよ、何逃げようとしてんだよ」

🍍「いや、俺はいるまが責任全部とるって言ってたからついてきただけだし」

📢「責任とるなんて言ってませんけど、」

🍍「どっちでもいいわ、おやすみ」

📢「お前居なくなったあとにらんがきたら途中までなつがいたって告げ口してやる 」

🍍「おい、やめろ！」

📢「それなら正体分かるまでいた方がいいだろ 」

🍍「……はぁ…もういいわ、」

🍍「一緒に怒られたるよ、」

📢「いや、なんで怒られる前提なんだよ」

🍍「お前がフラグ立てるからだよ」

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あれから1時間、未だに来ない

🍍「え、今日もしかして来ない！？」

📢「これまでの無駄？」

🍍「覚悟決めた意味どこだよ」

📢「しゃーない、部屋戻るか…」

ｶﾞﾁｬｯ

🍍「やっべ、」

俺たちは急いで隠れた

🌸「お水ー出てきなさーい」

🌸「…俺のコップどこいった」

🌸「よし、こさめのコップで飲もう」

🍍「え、(引」

📢「おい、！‪‪(小声)」

🌸「で、潔く出てきなさい、なっちゃん」

🌸「君のヘアピンがさっきから見えてますよ」

🍍「らん先生！！！！ここにいるまもいます！！！！！」

📢「おい！！バラすなよ！！！」

🌸「そうなのか、じゃあ2人とも出てきてここで正座しなさい」

🍍「はい、」

📢「分かりました…」

🌸「んで、なんで起きてるんですか？」

📢「いや、あのそれがですね…」

📢「毎日この時間くらいに玄関のドアを開ける音がしまして、」

📢「だれが開けてるかを調べるためになつと一緒に起きてたんすよ」

🍍「そうなんですよ、」

🌸「まずツッコミたいところがある」

🌸「なぜいつもこの時間帯でドアが開く音を聞いている」

🌸「もしかしてだが、毎日この時間くらいまで起きているからではないか？」

📢「あ、」

🍍「はい、いるまのせい」

📢「はぁ？お前も同罪だろ」

🌸「ほら喧嘩しないの、これから俺の部屋でじーーっくりお話しようね」

ｶﾞﾁｬｯｯ

俺たちが首根っこを捕まれ、引きずられてらんの部屋に連れていかれると同時にドアが開いた

？「…あ、」