テラーノベル
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コンコンッ!!
ケイタからしたら雷のように聞こえる木槌の音が会場に鳴り響く、
「さあ!今宵の大目玉!北東から取り寄せた忠犬のような奴隷!」その声が響くと目が光で反射的に痙攣する、
「性欲処理、農業奴隷、はたまた組織の構成員としても使えるほどの腕!」司会は狂ったように笑顔を張り付けながら大きな声を張り上げている
「銅貨10枚から!さぁ!」汗をかきながらギャンブルをしているように楽しそうに司会はケイタと観客席を見続ける
「銀貨10枚!」「ぐっ…銀貨15枚!」段々と上がっていく、ケイタは呆れた視線を観客席に向ける、
「さあ!銀貨100枚!もうでないか?!」その一瞬、大きな背の男が「乗った」と言ったのをケイタは聞き逃さなかった、
「金貨10枚」大きな背の男だった、ロングコートにフードを被っており全く顔が見えない、「金貨10枚だと…?!」司会も思わず「き、金貨10枚!もうでないか!」観客は悔しがるものと諦めの顔を浮かべるものがいた。
「金貨10枚で落札!」その声が響き木槌が鳴ると共に手枷がはずされ無理やり大きな背の男の方へ歩かされる、
ケイタは大人しく大きな男の黒塗りの車に乗っていた、
「着いた、降りて」 ケイタは降りるということは理解していたが車の扉のあけかたがわからず手間取っていると運転席にいた大きな男が助手席の扉をあけてやる、「ごめんなさい…」「いいって、乗ったの初めてでしょ、」
着いたのは館だった、森のなかの中廃墟のように美しい館、ケイタは美しさに怯えて館の扉を通った
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