お待たせしました。
一番最初は誰の過去編から書こうかなぁって悩んでるところです。
それもそうなんですが、もう一つ悩んでることがありまして…らいとさんの博多弁についてなんです。
むずかしいですね…
自分は博多弁について全く詳しくありませんのでどうか優しい目で見てください…。
とりあえず本編を書いていこうと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーー
みかさ「ただいま…って誰もいないじゃん」
ロゼ「本当だ…心音いると思ったのにな」
メルト「しおん?さんいないの…?」
みかさ「いなかったねぇ…もしかして部屋のほうにいるのかもしれないね」
ロゼ「心音のところ、行ってみる?」
メルト「うん!行っていみたい…」
〜心音の部屋〜
コンコン ガラッ
ロゼ「しつれーしまーす」
みかさ「しつれーしまーす」
メルト「…しつれー…しまーす…?」
心音「あれ?もう終わったの?」
みかさ「終わった終わった」
心音「大丈夫だった?」
みかさ「全然大丈夫だったよ」
心音「それならよかった…ところでその子は?」
みかさ「この子はね…えっと…」
ロゼ「…あ…えっとね…めるちゃんって子なんだけどね」
みかさ「…っそう!メルトっていう子」
心音「メルト?」
心音(メルト…細すぎない?ご飯食べさせてもらってなかったのかな…イヤーマフも…聴覚過敏か?)
ロゼ「まぁ詳しい説明はあとな!」
みかさ「とりあえず!俺たちと一緒にいることになったから!」
心音「そうなんだね」
メルト「やっぱめいわく…?」
心音「そんなことないよ!これからよろしくな!メルト!」
メルト「ありがと…よろしく」
心音「せっかくだし、他の子達にもあいにいこうか?」
メルト「いく」
みかさ「めーるとっ手繋いでいこ!」
メルト「いいけど」
みかさ「離れないようにね〜」
ロゼ「そこ!いちゃついてないで早く行くぞ〜w」
心音「こっちだよー!ふざけるのもいいけど、ちゃんとついてきてね?w」
〜患者組の部屋〜
らぴす「俺らぴすって言うんやけど君は?」
らいと「らいと ニコッ」
らぴす「じゃあ…らいとはさ…その…虐待とかされてた?」
らいと「…なんでわかったん?すごっ!ニコッ」
らぴす「いやっ…なんとなく…俺もされてたからちょっとわかるというか」
らいと「仲間やね〜! ニコッ」
らぴす「…」
らいと「…」
らぴす「ねっねぇらいと…そんなに無理して笑わんでもええと思うけど…」
らいと「ダメっ笑ってないとダメなのっ」
らぴす「なんか理由でもあるん?だとしてもっ…」
らいと「お前に何がわかるっ⁈関係ないだろっ!」
らぴす「ビクッ っらいと…?」
らいと「…ぁ…ごめんっごめんな?今のこと…わすれて」
らぴす「あ…うん…あの…おれも…ごめん…えっと…」
らいと「らぴすは悪くない 全部俺が悪いから…ニコッ」
らぴす(ぁ…さっきより引き攣ってる…完全に俺のせいだ…ここにきてまで迷惑かけるとか俺最低だな…)
らいと「ごめんなっ…ちょっと頭冷やしてくるわ…」
らぴす「あっ…うん…」
ガラッ バタン
らぴす「はぁっ…どうしよっ…ポロポロ…ちゃうっ…泣きたいのはらいとの方やろっ グスッ」
らぴす(ここに…来なければよかったんやろな…俺さえ来なければ迷惑かけることもなかった…)
『チッ 近づかないでくれる?菌がうつる』
『この、穀潰し!!なんであんたがうちに生まれたのよ!』
『とっとと消えてくれないかしら、あんたがいると無性にイラつくの』
『こんなやつ、物心つく前に捨てておくんだったわ』
らぴす「っ…はっはぁっ…いややっ…っ…けほっ…はっヒュッ…っはぁはぁっ…けほけほっ…ん”ッ…ヒュー」
らぴす(俺のせい?俺なんかおらんほうがよかった?消えたほうがいい?そうしたらみんなヨロコブ?)
心音「らぴす〜だいじょ〜ぶだからね、ゆ〜っくり息吸ってみよっか〜」
〜廊下〜
『…けほっ…はっヒュッ…』
ロゼ「心音 コソッ」
心音「うん…みんなちょっと待っててね!先に別の部屋行ってもいいよ〜!チラッ」
みかさ「コクッ なら先に俺の部屋いこうよ!」
メルト「ん?わかった」
心音(イヤーマフのおかげで聞こえてないのか?まぁよかった…)
ロゼ(らいとの声がしないな…もしかして2人でトラブったか?)
心音「じゃあ俺はここでばいばーい!」
ロゼ「俺も行くわ」
みかさ「じゃあメルト!2人でおうちデートするか!」
メルト「なにそれ」
みかさ「れっつごー!」
心音「らいとのこと?」
ロゼ「うん…なんかトラブったんかなって」
心音「…そうかも…とりあえずいこう」
ロゼ「うん…」
ロゼ(嫌な予感がする…)
ガラッ
らぴす「っはぁはぁっ…」
心音「…っ…らぴすっ!」
ロゼ「おちつけっ心音っお前が慌ててどうするっ」
心音「っごめん…ふぅっ」
らぴす「けほけほっ…ん”ッ…ヒュー」
心音「らぴす〜だいじょ〜ぶだからね、ゆ〜っくり息吸ってみよっか〜」
らぴす「んっ…しおっ…っげほ…ごめっんっなさっい…」
心音「うん、しおんだよ〜…どうしたの??」
らぴす「っしおん…あのっ…ポロポロ…ヒッ…ヒュー…らいとがっ」
ロゼ(やっぱらいととなんかあったのか…?ここにいないって事は…)
ロゼ「心音 コソッ」
心音「いっていいよ コソッ」
ロゼ「ありがとう コソッ」
心音「ないたらもっと苦しくなるぞ〜、おちついて」
らぴす「っけほ…はぁはっ…」
心音「ゆっくりね〜俺はここにいるからね」
らぴす「うんっ…はーっ…もう…だいじょうぶ…」
心音「ナデナデよくがんばったな」
らぴす「んへへ」
心音「らぴす、一個聞いていい?」
らぴす「ん?」
心音「らいととなにかあった?」
らぴす「…おれのせい…」
心音「え?」
らぴす「おれ、ここにきちゃいけなかったんや…どこいってもめいわくかけるだけやん…こんなことになるなら、はやくしんどけばよかった…」
心音「らぴす」
らぴす「ビクッ」
心音「ギュッ だよねぇ…おれもあるよ、そう思ったこと」
らぴす「え?」
心音「おれもさ、同じだったからわかるよ…思っちゃうよね…あの時死んどけばよかったって…」
らぴす「しおん?」
心音「やっとわかったな…あのとき公園でたまたま知り合った子がいてね、ちょっと仲が良くてあったら話すってだけの子だったんだけど、俺が死のうとしたら、必死で止めてきたの…変だよね、俺も最初はそう思ったもん」
らぴす「…」
心音「でも…今やっとわかったよ…大事な人には消えてほしくない、いなくなってほしくない」
らぴす「…っ…ポロ」
心音「まだ会ってから日が浅いけど、俺にとってはらぴすはもう大事な人になってるんだよね」
らぴす「ポロポロ」
心音「らぴすは俺が悲しんでもいいの?泣いててもいいの?なにも…思わない?」
らぴす「やだっ…泣かないで…ポロ」
心音「だよね…俺も同じ…ねぇらぴす、まだ…死にたいっておもう…?」
らぴす「…おもわないっ…ポロ」
心音「そっか…よかった…でもね、いきなりは難しいと思うからさ…不安になったら俺のとこくればいいから」
らぴす「ありがとっ…ポロポロ」
心音「つかれたでしょ…寝ていいよ?」
らぴす「…」
心音「だいじょうぶ…離れたりしないよ」
らぴす「……スーッスーッ」
心音「ナデナデおやすみ、らぴす」
ーーーーーーーーーーーーーーー
おわりです。
少し長くなってしまいました。
なので一旦ここで切ります。
次はロゼさんとらいとさんの話になります。
気長に待ってくれると嬉しいです。
コメント
2件