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宇宙の君(そらのきみ)

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宇宙の君(そらのきみ)

5 - 透けた腕(すけたうで)

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2024年05月06日

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小田急線は快速急行だと、新松田から小田原まで急行、 というのが普通です。

急行になった瞬間に停車駅が増えて 待ち切れなくなり、秦野で脱出のためにはこね号に乗り換えをするのはよくあるのです。(ただしダイヤが被っていることが必須)

あと、東海道線で一番海が綺麗なのは東海道線(東京〜熱海)では根府川だと思います。

駅舎もレトロで僕的には好みですw


日が暮れて、曇っているからか夜空もあまり見えない。フードをふかくかぶったおんりーは急ぎめに繁華街を走る。

どうか、見つかりませんように。

走って走って、なんとか家の目の前につく。大急ぎで階段を登る。鉄でできた階段がスニーカーと当たってカンカン、と音が立つ。ドアの鍵をさし、回す。そして、強くドアをおす。玄関に上がり込み、ドアを閉めて鍵をかける。ガチャっという音と共に鍵をかける。

安堵の心で崩れ落ちる。

『ふぅ…よかったぁ』

〈な、緊張したわw〉

交代で風呂に入ってから、布団で寝る。物凄くテンションが上がった。何故なら、僕の家はベットだし、誰かと布団を敷いて寝るのは修学旅行以来だから。

23時を周り、寝る準備も済み、いつでも寝られる。スマホを充電させてもらうため、コンセントにアダプタを刺す。ぽん!と音が鳴る。スマホには残り10%と表示されていた。

『じゃぁ、おやすみ。』

そう言って、常夜灯にして布団に潜ってしまった。

カーテンの隙間から差し込む月の灯りをじっと見つめる。おんりーはもう眠ってしまったようだ。立って鍵を開け、窓を開ける。外に出ると、星や月がキラキラと輝いている。

綺麗だな。大阪のみんなは、何してるかな。

ふっと、おんりーを見ると、手首を布団から出していた。そして、衝撃的なことに気がつく。

手首の一部分が、透けて輝いている。腕の中には星のように輝く何かがたくさんある。

そういえば外に出る時もパーカーで隠していた。今着ている服は長袖だが、捲れていた。

すーすーと寝息を立てて眠るおんりー。この子は、何者なのだろうか。


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