愛 言 葉

「お茶しに来てよ~」

『嫌だ!絶対むり!』

「え~あそこのお茶結構すきなんだよな~」

「同じく」

「私もだよ。」

『硝子やめてぇぇええ』

お茶しに行きました

『地味に美味しいのムカつく』

「美味しいです!」

「ははっ､それは良かった良かった~」

『これ飲んだら帰るからね』

「ほいほい」

むすっと気分が乗らない私⇔お茶に夢中の皆

この差はなんだ

「そうだ､〇〇今彼氏居らんの? 」

『何急に…ボケた?』

「ボケとらんわ」

『じゃあなんでよ』

「そろそろ彼氏出来てもいい年頃だからさ~」

『彼氏出来てもすぐ別れろって言うくせに』

「それは本当に釣り合ってなかった」

「え､ちょっとまって」

『何?五条』

「“釣り合ってなかった”って〇〇彼氏いたのか?」

『居たけど』

「はぁっっ!?」

『そんな驚かなくても』

「いや驚くだろ!」

『ねｰ硝子､驚かないもんね~』

「いや､正直私もびっくり」

『…』

『夏油はね…?』

「私もびっくりだよ」

『もｰぅ何なんだよお前らｰｰ!!』

「ばいばい､また来るんだよ〜」

「ありがとうございましたー！」

「ありがとうございました」

「おじさんありがとー」

「また来ます」

「お茶美味しかったで〜す」

『またね､父さん』

「👋」

夕焼けに染っていた空はもう紺色になろうとしている

『もう遊べないかな』

「だな」

『ごめんね灰原あんなとこしか行けなくて』

「いえいえ！めっちゃ楽しかったです！」

『ほんと？』

「ほんとです！」

「帰るかー」

『そうだね』

『まだ帰れないかも。』

……　ᴛᴏ ʙᴇ ᴄᴏɴᴛɪɴᴜᴇᴅ