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〜side小柳〜




今日の任務を終え、地下の修理台で車を直す

車をガレージ内に入れ、大きく伸びをした


スッと辺りが薄明るくなり、朧雲から月が顔を出す


その月はいつもより大きく橙の色をしていた



「‥‥気味が悪いな」



何故だかそう感じた


昔から低く登る月は心がざわつく


俺は足早に署の中に戻ることにした




署の中にはエクスさんがいて、業務を終えて帰る支度をしていた



「小柳お疲れ様。俺もう帰るけど小柳は?」


「お疲れ様です。俺も今帰ろうかと思ってました」



そこに所長がコーヒー片手に入ってくる



「お、2人ともお疲れ様」


「ローレンお疲れ様。ローレンは夜勤?」


「そう。とりあえずコーヒーでも飲みながら今日の報告まとめようと思ってね」


「俺、手伝いましょうか?」


「小柳達は時間過ぎてるんだから早く帰って休んでよ」


「でも帰ってもすることないですから」



カバンを机に置き、ローレンさんの所に向かおうとすると、エクスさんに止められる



「いいって、小柳も帰れば叶さんが待ってるだろ?早く帰ってあげてよ」


「いや、少しくらい‥‥」


「いやいや、小柳が遅くなれば遅くなるほど俺達が叶さんにドヤされるから。あ、電話だ‥‥それじゃ気を付けて帰れよ」



ローレンさんが椅子に座り、電話を取る


エクスさんから俺のカバンを受け取り、2人で部屋を後にしようとした時だった



グラッ‥‥



視界が揺れる


目の前が暗くなり、血の気が引けていく

それと同時に胃の中のものが突き上げてくる


カバンを床に落とし、机に体をぶつける

なんとか手で支え、頭を振った



「おいっ!小柳、大丈夫か?」


「っ‥‥うぐっ‥‥」



口を手で押さえ、そのままトイレに駆け込む


エクスさんの問いには答えられないほど我慢できない



部屋を出てすぐのトイレに入り、嘔吐した


するとすぐに頭痛に襲われ、手で頭を抑える


割れるような痛みにまた眩暈が始まる


心臓が激しく鼓動していた



何が起きたんだ⁈



余りの痛さでなのか、俺は壁に頭をつけ叫んでいた



「っあ゛ぁぁっ!!」




自分で叫んだ声でまた頭に響く


今までの頭痛とは訳が違う



そして俺の声を聞いたエクスさんが慌ててトイレに駆け込んで来た




「小柳っ!」


「ぅ‥‥っ‥‥‥‥」


「小柳‥‥‥‥小柳?‥‥お前‥‥」




エクスさんの声が震えていた



でもこの時の俺は具合の悪さで何も気付かないでいた







.

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693

コメント

4

ユーザー

ブクマ失礼しますm(_ _)m

ユーザー

かなち様^_^ 神様だなんてとんでもないです笑 今までと違う展開になると思いますがぜひお付き合い下さい>_<

ユーザー

え!なに!超続き楽しみなんですけど!しかも叶さんとこやさん?! 主様はさては神様だな

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