テラーノベル
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……本気で頑張るから本気で待ってくれ……( ; ; )
ども。チョ所ではない不味さに追われています。チョです。
らみーさんと新しく作ることになった。
いなさん!待ってろよ!?
……暑い夏が包む。
らだ美「……あちぃ……」
限界ぐらいになるまでエアコンを付けない本気で脳筋なのかもしれないセンセイを見ながら鉛筆を回して、頭で愚痴る。
ペン子「……そんなんで大丈夫なの?」
うちの親友、ペン子が話しかけてくる。
そう。
私達は夏休みに肝試しに行くことになっています。
らだ美「……うちはいいけど、ペン子がねぇ……」
そういい、目を細める。
……決して哀れみなんかじゃ無いことだけ、覚えておいて欲しい。
ペン子「……(怒」
なんとも哀れなことに、ペン子の怒りは全然こわいと思えない。
……こんな可愛い顔してるのになーんでこんなヤンキーやってんだか。
らだ美「……でも、まぁ、場所が場所だからねぇ……」
そう。肝試しをする場所は最近廃村になった場所だ。
その場所は……
らだ美「……」
ペン子「もー!らだ美ったら!」
女子とは思えない程のでかい声で目が覚める。
嗚呼。そうか、終わったんだよな。
らだ美「でも、今年は私がリードしてあげる。」
薄暗い廃村。最近廃村になったばかりなのか、そこまで古くない。
肝試し……というより、不良達がたむろしている。
らだ美「……(警戒」
不良達はうちらみたいな女子が珍しいのか、ずっと目をつけられている。流石にこれに対して何も思わない方が酷というものだ。
らだ美「……ペン子。進もう。」
それはいつも使っている隠しワード。相手に知られず情報を交換するのは難しい。だからいつも使っているのだ。
ペン子「……もー、テンション上がっちゃってー!」
この2つは“喧嘩するよ”と“全力で行こう”の隠しワードだ。
中々のセンスでしょ?
らだ美「……思ったより呆気なかったわね。」
相手の不意を付いたとしても、こんな簡単に終わるほどヤワじゃないことはういらがよく知っている。
すると、どっからか下に落下する感覚を覚える。
らだ美「……ペン子!」
ペン子「いるよ!」
咄嗟に着地に成功した。
らだ美「あはッ……」
そこで見た光景は紛れもない。
薄汚れた廃病院だった。
血が床にこびりつき、鉄臭い臭いを放つ。
ペン子「……ヒェッ」
流石にペン子もこれには耐えられないようだ。
らだ美「……うち、走ってくるわ。」
この暗号は。
ペン子「駄目よ!それならアタシも!」
らだ美「だーめ。」
暗号は、“1人で様子を見てくる”だ。
らだ美「……本当に気味が悪い。」
ここが、私が救われた病院と似てるなんてね。
コメント
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確かにタイトル決めてないわwww