おにぎりガールズ

しゃけ「シチューが食べたいの！！

塩「は？急に何！今シリアスの流れだったじゃん！」

しゃけ「なんて？シリアルの牛乳

塩「んな事言ってねーよ！で？なんでシチュー？」

しゃけ「いやぁさっきのこんぶの紹介での回想あったじゃん？それの好きなシチュ大喜利でシチューって言ってたから食べたくなっちゃった☆

塩「食べたくなっちゃった☆じゃないんだよ

でも今日うどんのつもりだし…」

しゃけ「だから！カレーうどんにしない？！」

塩「なんでシチューからカレー？」

しゃけ「似てるでしょ」

塩「似てねーよ」

しゃけ「えー？ルー煮込むとことかさ〜具も似てない？」

塩「まぁ言われて見れば…」

塩「はいはいカレーうどんね〜」

しゃけ「(言えるわけないよ…)」

しゃけ「(最近変な夢を見るって)」

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私は最近変な夢を見る

戦争孤児の夢

「今日もお魚いっぱい取れちゃった！」

「あれ？これシャケじゃろ！！」

「うひゃー！冷やしぶりじゃけぇぶち美味そうや！」

「父ちゃんと母ちゃんにくってもらいてーだ！」

私は小さな屋敷へと向かう途中、大きな爆発音が聞こえた

「あれは村の方から？」

「！」

「鬼畜米英のやつや！父ちゃんと母ちゃんが危ない！」

私が着いた頃には手遅れだった

「父ちゃん！母ちゃん！私じゃけぇ返事してくれ！」

父ちゃんと母ちゃんは返事なんてしてくれなかった

「母ちゃんと父ちゃんが居らんなって私どう生きてくねん…」

「しゃけ…ホンマは父ちゃんと母ちゃんに食わせたかっててんけどな」

ガブッ

「うめぇ…うめぇよ父ちゃん…母ちゃん…」ポロポロ

「なんで私置いていったんだ(泣)」

「(この世に神なんて居なかったんだ)」

ここで終わり

？？？「あれ？シャケさんネ久しぶりネ」

しゃけ「？」

しゃけ「！アンタ！おかか！」

おかか「こんなとこで何してるネ」

しゃけ「んー？気分転換？」

私は気分転換に散歩をしていたら公園に来ていたみたいだ

おかか「シャケさんみたいなコメディ脳が気分転換も珍しいネなんかあったネ」

しゃけ「バレちゃったか〜…」

しゃけ「変な夢見るんだよ戦争孤児の」

おかか「あぁきっとそれはシャケさんの魂の記憶ネ」

しゃけ「魂の記憶？」

おかか「そうネ、私達みたいなおむすびの具には魂が宿ってるネ、なんでおむすびになるかは知らねーが、思い入れのある具になってるネ」

しゃけ「確かに！あの子は鮭を食べてた」

おかか「だからシャケさんになったんネ人間の頃の記憶はおむすびになると忘れやすいネ」

おかか「私はもう夢で見ることも出来ないからさ…」ボソッ

しゃけ「ん？おかか？どした？」

おかか「別になんでもないネ」

しゃけ「てかさおかかなんでネって着くの？」

おかか「さぁ知らないネ魂の語尾なんじゃないかネ」

しゃけ「おかかは夢見たの？」

おかか「不確かネ」

しゃけ「？どういうこと？」

おかか「シャケさんは知らなくていいネ」

おかか「それじゃ私は用事あるから失礼するネ」

しゃけ「またね」

しゃけ「私も帰るか」

しゃけ「てかおむすびなの？おにぎりじゃなくて？」

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浦島太郎「3話公開予定日明日！」

おかか「中国語ネ？」