「茄理さんの探偵事務所!」
注意⚠️
世界観的にごろごろと人が逝きます。
設定は面倒臭いので載せてません。話呼んで理解しろって言う非常に読者に優しくないシリーズです。
誤字、脱字の宝箱です。
厨二病が溢れてます。
キャラは薄いか濃いか、微妙なラインです。
下手くそです。
文章あわあわ(淡い)です。
頑張って上手く見せようとしてます。
次回から注意は載せません。非常に優しくないシリーズ(2回目)です。では、お楽しみ下さい。
朝から薄暗く、重たい空が一瞬光ったかと思えば、3秒もしない内にドッシャーン!!と大きな音が街に鳴り響く。
「わぎゃぁ!?」
今日は雷雨の日か…なんて考えながらティーカップにお茶を注いでいると、後ろから情けない声が聞こえてきた。
「何ですか…茄理さん…。」
自分はとある探偵事務所の探偵の助手をしている。
そして先程情けない声を出したのが、その探偵だ。
名前は、秘田 茄理。こんな人が探偵で良いのかと思う程、自由奔放で少しだけ馬k…頭のネジが30個くらい外れている、でもやる時はやる人だ。
髪色は桃色で、ボブくらいの長さ。でも左右で長さが違い、本人から見て左側の髪の毛が長く、癖っ毛である。また、その左側の上ら辺で輪っかのお団子ヘアー?にし、そこから癖っ毛所ではないふにっふにの髪が伸びている。ついでに頭のてっぺんら辺からクソデカいアホ毛が出ている。(茄理毛…)
服はもうよく分からないことになっている。半袖の青いTシャツの上に斜めに和服とも軍服とも言えないよく分からんものを羽織っていて、外に出る時は下になるにつれて透明になっているマントを肩にかけている。
あとはカバンとよく分からん紐に付いた事件メモが斜め掛けされている。非常に重そうだなと毎日のように思っているが、実際はそこまで重くないらしい。何なんだコイツ。
さて、そんな茄理さんはナスが大好物である。
機嫌が悪い時、今のように雷で怯えきっているときなどにナスを与えるとすこぶる機嫌が良くなる。試しにやってみるとしよう。
「はい、ナス。知り合いがお裾分けしてくれました。」
「!?!?な、ナス…!!さぁ包白くん!!今すぐそのナスを渡したまえ!!!!」
「はいはい。あらよっと。」
そういいながらナスを投げると…
「はいキャッチぃ!!きゃー、なんてツヤツヤなの…!!この毒々しい紫色もステキ…」
見事にキャッチし、愛の言葉を並べている。ナスに対して。
思わず「きっしょ、」と本音が漏れてしまった自分は悪くない。
…申し遅れてました。僕は包白といいます。
普通の人とは違う見た目をしていることから虐められていた所をこのナス怪人に助けてもらいました。
この世界は、普通の人間、何か能力を持った生物、形は人間なのに髪の毛が生えていなかったり、輪郭がまん丸だったりとある意味人間からかけ離れている見た目をした生物が共存している。
自分はその中の1番最後、輪郭が丸く、髪の毛が生えていない、奇妙な見た目をした生物で、よく虐められていた。
お陰で身体中に痣が残り、身体中の至る所に包帯を巻かなければならない事になった。因みにいじめっ子たちは、茄理さんの法律アタック(?)によって成敗された。
そんな命の恩人とも言えないこともなくなくない茄理さんに当たりが強いのは気にしないで頂きたい。
誰に向けているのかも分からない思考をぐるぐると回転させていると、チリーン♪と、この天気には似合わない軽快な音が事務所に響いた。
依頼人だ、と反射的にドアの方を振り向く。女性のようだ。
今度は多分ナスにまだ求愛しているであろう茄理さんの方を振り向き、声を掛ける。
「茄理さん。依頼人で、す、…よ……は?」
茄理さんは居なかった。