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やぁやぁ





メリークリスマス‼️🎄🎅✨




















クリスマスと言えばこのシリーズですよね、皆さん?!




(嘘です調子乗りましたごめんなさい。)














では、いってらーしゃい〜






























ガラガラガラガラ……


























昨日のように、紙袋を握りしめて彼女の部屋のドアを開ける。






















昨日来た時となんら変化は無い、



淡い期待が心の中で完全に消える。









日帝chanがこのまま目覚めなかったら?




















きっと俺は立ち直れない。














せっかく劣悪な環境で生き抜いて、、






俺が”好き”を教えてやるって言って、














……見ようって約束して、
























溢れる涙と感情の中でぼやける先には、窓にうつるクリスマスツリー。


















まだ夕方だからか。

ぼやけていてもライトアップしていない事は分かった。





















🇺🇸「ごめんッ……ッ日帝chanがなんでこんな思いしなくちゃいけないんだッ……?」



なぁ、日帝chanッ……ッ!((泣 ポロポロ
























気づくと無意識に彼女の手を握っていた。















ほのかに暖かい彼女の手。























🇺🇸「……約束、したよな、。ッ」

































込み上げた感情の末に、人形のように動かない彼女に投げかける言葉はそれしか無かった。
































俺は日帝chanが好きだ。
















この上ないくらいに。





















例え喋れなくても



















ニコッと優しく微笑んだ顔が俺の冷えた心を暖かくしてくれた。

































🇺🇸「……こんな初恋ってありかよ……ッ」笑





泣((ポロポロ



















































「ねぇ、”お母様”!」









マフラーを編んでみたの、どうぞ!ニコッ




























なんだ、これ、

















目の前に写っているのは過去の自分とお母様。





























私は倒れたんだ。ナースコールを押したあとすぐ。

















どうして、よりによって思い出せなかった記憶が夢として出るのかは分からない。




















かといって目覚めるすべも分からず夢は進んでいく。

























「……あら、綺麗なマフラー。」































「!うん、!頑張ったんだよ!私!」



























「偉いね……。流石私の娘。」ニコッ





















ブチッ……




























夢はそこで途切れた。





























思い出した。









私がお母様にどんな扱いを受けたとしても、お母様を心の底から憎めなかったのも


















無意識に、アメリカにマフラーをあげようと思ったのも

























今、自分がこうして思い出したのも









































あの一瞬が”好き”で、






















渡した人が笑顔になってくれたからだ。










































目を覚ませ、日帝。













今覚めないと、早く覚めないと。













彼が居なくなってしまう前に。
























































🇺🇸「……ッ、」泣((ポロポロ







日帝、chan……ッ
























パチッ、






























🇺🇸「……!!」























俺が彼女の手を握ってから30分ほど経っただろうか、日帝chanが静かに目を開けた。
























🇺🇸「ッ……日帝chan!

大丈夫かッ!心配したぜ……笑 」泣((ポロポロ

























目を開けると彼が私の手を握っていた。























もしかしたら、彼が手を握っていてくれたからあの夢を見たのかもしれない。









































🇯🇵☀️「……ッ」ビクッ























彼に目を移すと、涙が溢れていた。










涙と汗でぐちゃぐちゃになった顔で、必死に笑顔を作って、私に心配の言葉をかける。

























私はそれが見ていられなかった。









私なんかに、涙を流して欲しくない。













今すぐ声を上げて言いたい。















この気持ちを自分で伝えることが出来ないのが悔しい。




















いつまでも羽が折れた鳥ではいられない。



















































しまった。








彼女にこんな顔を見せてしまった。










彼女は俺の顔を見るなり悲しそうな顔をする。













だよな、こんな情けない顔、漢じゃない、




















🇺🇸「……ッごめんな、!日帝chan、!」笑



























目を擦って笑顔になっても、日帝chanの顔は変わらない。


































🇺🇸「日帝chan、ごめん、こんな顔……ッ」





















🇯🇵☀️「……ぁ”、、ッ」



















🇺🇸「…!…ぇ、ッ」















初めて日帝chanが口を開いた。

























一瞬頭が真っ白になったがすぐ彼女がゆっくり話し始めた。






















🇯🇵☀️「……な、泣いていい、んだ、よ、」










ぁりが、とう、。ニコッ
































🇺🇸「ッ……!!」









……








ザワザワと抑えきれない涙がまた溢れてしまった。









嬉し泣きか、どちらにせよ彼女の言葉に耐えきれなかった。



















そっか……ッ((泣 ポロポロ










ごめんなッ……ッ情けないよなぁッ、泣 ポロポロ
























🇯🇵☀️「……」ニコッ





























🇯🇵☀️「……今からでも、間に合うかな、」










“クリスマス”。

























🇺🇸「覚えててくれたんだな……ッ泣 ポロポロ

間に合うぜ、!勿論、!ッ」笑





































気づけばライトに照らされているクリスマスツリー。

















またしても、涙が溢れて止まないから、ぼやけてまともに見えない、笑

































数分後、彼女はニコッと笑を零し、

引き出しの中から包装された箱を持って、俺に差し出した。
























🇺🇸「、日帝chan、それはッ……?」
















🇯🇵☀️「……”クリスマス、プレゼント”」




















🇺🇸「!!、あ、開けてもいいか?」





















🇯🇵☀️「うん」ニコッ((頷

























ゆっくりリボンを解くと、赤いマフラー。










一見購入品かと思うほど綺麗な出来だが、

自分で編んでくれたのか、マフラーの端には”A”の刺繍がされている。




















🇺🇸「……ッありがとう、!!」ニコッ

























🇯🇵☀️「喜んで貰えたなら、なにより。」ニコッ

























🇺🇸「……俺もプレゼントを渡してもいいか?」

















🇯🇵☀️「!ぁ……ッ。く、くれるの、! 」

((ピクッ

🇺🇸「喜んでもらえるかは分からないけどな……。」


















紙袋から小さな箱を取り出す。






















パカッ
























🇺🇸「日帝chan、俺と、結婚を前提に付き合って欲しい。」





























開いた箱には、ダイヤとルビーの指輪。




























🇯🇵☀️「……ぇッ、ぁッ、」//








































🇺🇸「俺は、日帝chanを幸せにしたい。」





今まで苦労した分、一緒に……


























🇯🇵☀️「……んで、、」







喜んで、。ニコッ

























途端、彼女が俺の胸に飛び込む。










手でしか感じられなかった彼女の暖かみが、ジワジワと体に染み込んでいくようだった。


































🇺🇸「……それは、YESって事だよな、?」





















🇯🇵☀️「もちろん、」









私……アメリカの笑顔が好き、だから、












沢山笑って?ニコッ




























🇺🇸「!!、あぁ、勿論さ、!」ニコッ





























私が見上げた彼の笑顔は、今までのどの顔より美しかった。












好きってこんな感じなんだな、













“本当だったね、”アメリカが教えてくれた事。


































はい、これにて完結ですわよ











長かったのに、読んでくれた方ありがとうございます!(´▽`)












次回はソ日帝にしようかな〜なんて考えてますが計画はありません、、ゴメンナサイ





















是非感想書いて貰えたら飛んで喜びます!




















改めてメリークリスマス🎄🎅✨


























そして幸せに、アメ日帝!!

















では、さようなら〜!!














この作品はいかがでしたか?

1,434

コメント

22

ユーザー

目から汗が💦 凄い感動した

ユーザー

泣いた......神作すぎる!ありがとうございます!

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