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_Na2°
ねねんこ
190
あれから数ヶ月経った。
他の絵からも反応がないからこの暗闇でぼーっとしてる日々。
退屈ったらありゃしないが正直もうどうでもよくなってきた。
…もうこのまま捨てられてもおかしくない。
いやだなぁ。
なんだろうなぁこの感じ。
今までこんなことなかったのに、
うーん、思い出せませんね。
あ、そうですね思い出しました。これがフランスが言っていた寂しいということなんですね。
心にぽっかりなにかが欠けている、穴が空いてるような不思議な感じ。
フランス。
なんででしょう彼の名前、容姿、性格何もかもが脳裏にフラッシュバックする。
彼に会いたい。
私に熱を注いでくれたやつ。
絵からでて、そのまま抱きしめてもらいたい。
彼の家に飾ってもらいたいですねそれなら。
でもそんなことが許されない出来ない。
なぜならすでにそんな運命、私は絵として生まれた。だが彼は違う。
この違いがある時点でまた出会うことも出来ない。触れられない。
なんだか心で何かが込み上げるような感覚がするけどわからないなぁ?
どうしてこんなにも苦しくて情けないのでしょう?
早く出してくださいよこの真っ暗な箱から。そして私とフランスを阻むこの絵という存在から。
…でも絵なのが嫌なわけでもない。
私を描いた人は私をとても気に入っていた。
売られたのも、仕方がなかった。
でも色々な人々の手に渡ったからこそわかること。彼らの関心などまぁその程度なのだから。
でもフランスは…というところでいつも、いつもいつも考えてしまう。
工事が阻んでいるだけだ。終わればまたすぐに来るはずさって思いこむ。
確証なんてないくせにね。
________
「はぁあこの絵まっじタイプすぎるなんだよこのエロ紳s(((ゲフンじゃなくて」
この美術館を通い始めてそれなりに経った。
なんなら常連とまでなってきている。
だけど僕がここに来た理由は初めて足を踏み入れた時から変わらない。
ほら、恋は盲目っていうだろう?
そうなんだよおかしいって思う人も居るだろうけど僕はあの絵に特別な感情を持ったんだ。
誰もいない少し埃っぽく奥へ行くたび段々と掃除が行き届いてないと伝わってくる廊下 。
あの時はほんとここはほんとに入って良いのだろうかと何度思っただろうか()
そうして見つけた部屋。
そこの扉を開けるとこれまたたくさんの絵が展示されていた。
人の気配なんてなく僕の足音、何なら息の音心臓の音まで聞こえたかもしれない。
でもそこの部屋は展示品にこうも年季を感じた。
その時はなんとも不思議に心惹かれた。
僕は誰もいないという心配は多くだったが足を踏み入れた。
「ここきていいんだよな?誰一人いないの心配すぎるんだけど…」
部屋に響く独り言。だけどその時はまぁ1人しかいない貸切状態を堪能しようとウハウハだったな。
その時色々観覧していてとても魅入るものを観たのだ。
それが僕のどタイプ英国紳士の絵さ
開口一番にえっろぉ!などと言った僕の感性は素晴らしい。
だってエロいからしかたない。
語ると長いし打ってる人がわけわからんことなるのでここは端折るよ。
そこからその絵を見るだけというなんともおかしな客となって、常連にまで上り詰めた僕。
やはり僕には「恋は盲目」という言葉がピッタリだなとよく思う。
だって僕は愛の国だもの♡
だがしかしいつの日か工事で入れなくなってしまった。
数ヶ月は行けずなんとも僕は心が満足しない日々を送る。
やっぱり僕はあの絵を観たいと
そしてなんとここ最近工事の終わりの日にちが発覚した。
しかし!ここで問題だ。
一応僕は画家として多少の仕事がある。
そうその仕事と被るのだ。
仕事なんていわず開館した瞬間にでも観に行きたいのだが、その仕事さえ逃してしまえば少々まずい。
観にいくもんも観に行けなくなってしまう()
…少し我慢が必要という、
僕は我慢が大の嫌いだ。
今回ばかりは仕方がない…
サボり散らかし誠に申し訳ありませんでした…
コメント
4件
初コメ失礼します🙇 この作品に惚れました、絵のイギリスさんが可愛すぎて発狂してます!ド直球に喋るフランスも好きです!!早く結ばれて〜!
相も変わらず文才が爆発していらっしゃいますね!!!!楽しみにしていた作品が更新された…✨絵も文章もかけるなんて天才ですか???????????まず設定が好き過ぎるんですよ。天才ですねっ!!!!!!というか絵のイギリスさんをためらいなくえ○いって言うフランスさん好きです(?) いやぁ神ですね!ふふ初コメ失礼ですぜ