テラーノベル
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アメリカ「、、、、、、、、、はッ?」
???「まぁ、そうなるでしょうね」
???「実演して見せましょう」
そう言い彼はドイツの首に謎の液体を注入した。
ドイツ「ん!?んぐッ、、、、、、」
ドイツ「、、、、、、!!」
彼はいきなり抵抗をやめ、静止した。
フランス「ね、ねぇ、、、ドイツの様子、おかしくない、、、?」
日本「えぇ、、、いきなり黙り出しましたね、、、」
日本「!?」
静止していたのも束の間、ドイツはまた暴れ始めた。
だが、いつもの彼とは違う。
アレは───。
アメリカ「アイツは、、、ッ」
───────ナ千スだ。
かつて滅びたはずの旧国が今、モニター越しに映っている。
その場にいた全員が、モニターに映し出された光景に釘付けになっていた。
???「いま注入したのは、旧国化するウイルスです 」
???「さぁ、私が今から行うゲームについて説明しましょう」
アメリカ「ゲーム、、、だと?」
???「これからアナタ達にはオニゴッコをしてもらいます」
???「まぁ、厳密には増え鬼ですが」
日本「コレって強制参加じゃない、、、ですよね?」
???「残念ですが強制ですよ」
???「それと、彼にはオニになっていただきます」
彼とはナ千スの事だろう。
だが、アレはもはやナ千スですら無いのかもしれない。
それこそ化け物に近い、まるで自我がないような───。
フランス「アンタ、最低ね」
フランス「ドイツに罪なんてないでしょ」
???「そうですね、、、彼に罪はありません」
???「ですが、今回は私の都合の良いように使わせていただきます」
アメリカ「、、、、、、お前は本当に、何がしたいんだッ?」
???「ふふっ、何でしょうね?アナタには分からないでしょうけど」
???「強いて言うなら、夢ですかね」
???「夢を叶える為ですよ」
彼は一体誰なのだろうか。
日本「それで、ルール説明はまだですか?」
???「おや、そうでしたね」
???「まず、参加国全員に能力を授けましょう」
そう言い彼は、恐らくこのモニターを見ていた国全員に向けて魔法をかけた。
魔法というより、彼の能力の1つだろう。
???「基本的には1つだけしか能力を授けませんが」
???「特定の方々には2つ、能力を授けました」
???「まずドイツさん、まぁオニですからね」
???「あとは日本さん、イギリスさん、フランスさん」
???「イタリアさん、ロシアさんです」
アメリカ「おい!何でオレは能力が1つなんだよッ!?」
???「いやアナタ、能力無くても大丈夫でしょうが」
???「本当はアナタだけ能力無しでも良かったんですよ?」
フランス「それってアタシ達が弱いって言いたいの?」
???「え?、、、まぁ、その事は置いておいて」
フランス「置いておかないでよ、、、」
フランス「あれ?て事は、、、」
そう言い彼女は後ろの方に目をやる。
すると───。
イギリス「ひぇッ」
イギリス「何で僕はその特定に入ってるんですか!?」
ロシア「、、、、、、知らねぇよ」
フランス「イギリスにロシアじゃない!」
アメリカ「お前ら居たんだな!!」
イギリス「やめて、、、耳元で大声出さないで、、、」
フランス「あぁ、、、アンタ今、オフ なのね」
そう言い彼女は彼が首にかけているモノクルを取る。
そして───。
フランス「ていやッ!」
イギリス「あぁ!?ちょ、ちょっと、、、!」
フランス「おりゃあ!」
イギリス「へぶッ」
彼女は素早く彼のかけていたメガネを取り、モノクルを装着させる。
すると───。
イギリス「痛いんですけど??」
イギリス「はぁ全く、、、これだからアナタは」
フランス「コレで気持ち入れ替わった?」
イギリス「えぇ、そりゃもう」
フランス「アンタに司令塔任せるわ」
イギリス「私よりアナタの方が向いているでしょう!?」
フランス「だって面倒だし、、、ね!お願いよ!!」
イギリス「却下」
フランス「はぁ!?本当に信じらんない!!」
アメリカ「あ〜、、、何かのジョークか?」
ロシア「、、、、、、違うだろ」
???「、、、、、、続けても良いですか?」
アメリカ「おっと失礼!モニター野郎」
???「アナタ達の能力詳細はいつでも確認出来るようになっています」
???「試しに『オープン』と言ってみて下さい」
アメリカ「オープン」
ヴォンッ
アメリカ「おぉ!凄ぇなコレ!!」
そう言う彼の目の前には能力詳細が書かれたページがズラリと並んでいた。
???「、、、、、、このゲームの内容を簡潔にまとめましょうか」
???「それでは始めましょうか」
???「最後まで醜くもがいてみせて下さいね」
コメント
4件
楽しみすぎる!!!
はぇ?!ナチ!!え?!ナチだ!?あの薬旧国になる薬だったんだ?!これは続きが、楽しみですなー!