テラーノベル
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───1日目───
アメリカ「んで、どうするよ」
フランス「困ったわね、、、アタシ達が何したってのよ」
イギリス「知りませんよ、そんな事」
ロシア「、、、、、、まずは状況把握だろ」
日本「それはそうですね」
日本「お互いの能力確認でもしましょう」
アメリカ「じゃあオレからな!」
アメリカ「オレの能力は『質より量』だ!」
アメリカ「オレの分身が大量に作れるらしい!!」
そう言い彼は、得意げに己の分身を作ってみせる。
フランス「凄いわね、アンタの能力」
フランス「アタシの能力は『マジノ線』よ」
フランス「防御魔法が使えるわ」
フランス「、、、、、、前方のみ」
イギリス「、、、、、、ふっ」
イギリス「いやぁ、、、やっぱり私って強いですね」
フランス「は?」
イギリス「アナタの能力は所詮、防御のみ」
イギリス「私の能力は一時的に能力詳細が上がる 」
イギリス「『太陽の沈まぬ帝国』ですからね!」
フランス「はぁ!?それが何よ!」
フランス「アンタの能力だって一時的っていう条件付きじゃない!」
イギリス「それだけ私の能力が強いって事でしょう?」
フランス「ならアタシの能力だって条件付きだし!」
フランス「アンタの屁理屈で言うならアタシの能力だって強いって事よ!?」
アメリカ「、、、、、、喧嘩はやめようぜ?」
ロシア「今回ばかりはアメリカに同感だ」
イギリス「確かにそうですね」
フランス「元はと言えばアンタの所為じゃないのよ!!」
イギリス「おや?何の事やら」
フランス「、、、、、、、、、むっ」
彼女は分かりやすく拗ねていた。
だが、その場にいる全員がこれ以上関わると面倒だと考えた。
そして状況確認を続ける事にした。
ロシア「俺の能力は『永久凍土』だ」
ロシア「辺り一面を凍らせる事が出来る」
ロシア「ピンポイントも可能だ」
日本「最後は僕、、、ですね」
日本「僕の能力『抜刀』は」
日本「あらゆるモノを切り刻む事が出来ます」
アメリカ「因みに生き物は、、、」
日本「入ってますよ」
アメリカ「oh、、、、、、」
この言葉を聞いた全員が日本を怒らせないようにしよう、と決心した。
流石に彼も気付いたのか───。
日本「あ、アナタ達を傷つけるような真似はしませんよ!?」
と、訂正した。
イギリス「ん、、、?ちょっと待って下さい」
沈黙を打ち破り、彼は突然その場にいた全員に問いを投げかける。
アメリカ「どうしたんだ?イギリス」
イギリス「イタリアさんは?」
一同「!?」
その場にいた全員がイタリアがいない事に気付いた。
日本「もうイタリアさんは感染しているのでは、、、?」
フランス「ちょっと、そんな事言わないでよ、、、」
ロシア「、、、、、、可能性はある」
イタリアが感染している可能性がある───。
イギリス「そうなると、厄介ですね」
イギリス「彼は特定の国に入っている」
イギリス「、、、、、、と、いう事は」
フランス「感染後には能力がさらにもう一つ増えている」
フランス「そういう事ね?」
イギリス「えぇ」
アメリカ「どんな相手だろうと協力し合えば勝てるはずだ!」
アメリカ「各々、単独行動は控えるようにしよう!!」
日本「それが良いですね」
突然、向こう側からそんな声が聞こえた。
全員が声の聞こえた方へ目をやる。
向こう側から走りながら助けを求めていたのは─────。
──────イタリアだった。
コメント
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うわ、楽しみです
あゐぃあぁぁぁぁぁぃあぁぁぁぁぁぃぁほんま神作品!続き楽しみにしてます!!