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朝。カーテン越しの光が、やけに重く感じられた。
🇺🇸)……っ……
目は覚めているのに、身体が起き上がろうとしない。
その時、スマホが震えた
グループLINE
画面を開く。
🇮🇹 「ねえねえ!
今日の会議終わったあと、
みんなで居酒屋行かない?」
続けて通知が鳴る。
🇫🇷
「賛成。久々だしな」
🇬🇧
「業務に支障が出ない範囲であれば
問題ありません」
🇩🇪
「会議が定刻に終了するなら」
🇷🇺
「面白そうだな」
🇯🇵
「皆さんが行かれるのでしたら
私もご一緒します」
画面の文字を、ぼんやりと眺める。
全員、もう行く気だ。
🇺🇸)……ま
🇺🇸)断る理由も、ねーか
少しだけ迷ってから、
いつもの調子で文字を打つ。
🇺🇸
「HAHA!
いいね!行こーぜ!」
送信。
スマホをポケットに戻し、
アメリカは深く息を吐いた。
胸の奥に残る重さも、
だるさも、
全部、笑って流すつもりだった。
――今夜のことが、
どんな夜になるのかも知らずに。