・irisのnmmn作品です
・黒くん愛され
・曲パロ
・エセ関西弁
・本人様にはなにも関係ありません
・以上のことが大丈夫な方だけお読みください
青「ないこ〜、今日の料理当番って……」
誰だっけ?って聞こうと振り返った。その先にはないこしか居ないのに、気づいたら目から涙が出ていた。何でもないのに涙がこぼれ落ちて。でも誰かが俺に笑うように囁いて。ちゃんと一滴残さず救ったら、戸棚の方に隠すから。何聞いてんだろ、今日の当番は俺じゃないか。
水「そういやさ、なんでうちにプロテインがあるんだろ」
1人が発した言葉で、夜はまだ長くなる。
桃「あー、俺も思ってた。誰のだろうって思ってた。誰の?」
1人として答えるメンバーは居ない。最近よくある現象だ。身に覚えのないものが出てくる。俺は目を瞑り続ける。なにか大切なことがある気がしてる。でもそんなくだらないこと、言えるはずもないし。
赤「最近この家怖くない?」
俺の疑問はまた霞んだ。もっと不思議な現象はあって、5人が同じ指輪をついていたときは恐怖した。浅い指輪の味を頂戴な。またいつもの作り話。夢の中で誰かを映して。藍色に染まるこの身。得体のしれないなにかに委ね、なすがままに流されて。故に忘れてしまったなにか。
戸棚にある愛用であるように錆びたカトラリー。見覚えもないのに愛着が湧いた。このまま踊らされてしまうのなら、いるんだろ。誰か終わらせてよ。
青『なんか最近おかしいんよな、初兎も思わん?』
何でもない会話なのに涙が溢れ出したら、1人の間だけ笑って。一切の感情を殺したら扉の前でうずくまるの。
[初兎、おはよ]
目を開けたらもう 誰もいないなんて。洒落にもならないし。全部忘れる前に、気兼ねなくぶちまけれたら。やがて無くしてしまっても、後悔しないように 織りなすメロディ。君と踊らせてよ。
桃「やっぱこの指輪怖いよな……よし、捨てよう。」
俺の戸惑いの声は霞んだ。怖い指輪は納めて頂戴なって。ここで説明したって作り話と勘違いさせる。嗚呼、馬鹿みたいに悪い夢。
桃「初兎ちゃんも捨てるでしょ?」
白「俺は、いい」
可哀想だ、本当に。
黒く染まるこの身。 委ね なすがままにしてくれたら。また君と会えたら、その後故に 忘れてしまっても。愛用であるように 錆びたカトラリー。その手で君が終わらせてよ。
青「あれ…また、泣いて…」
何でもないのにこの涙が
要らなくなったならもう忘れて。溜まった食器洗ったら、記憶の奥のほうへ隠すから
誰かの言葉の分だけ
また少しだけ君がいなくなる。もうこの世界で俺1人しか知らない、5人の大切な人。
白「少しだけ、いや、やっぱり、ずっと痛いかなぁ…」
みんな忘れちゃって薄情だ。涙で視界が歪む。目を閉じ込んでしまいまい。君の居ない世界をもう見たくもない …なんて
白「言えるわけもないし…」
そのカトラリーで俺を食してくれれば
………いいのに
カトラリー/有機酸
凄く関係ないこと言います
明後日持久走2000mなんだけど、絶対ビリ確でしぬ✌️
コメント
6件
黒くん全く出てこなかったけど色々な表現使って黒くんの存在を表してるのがめっちゃいい…… 白くんもめっちゃ辛いやろな、、自分は知ってるのに他のメンバーは忘れちゃって、 青くんも思い出せそうで思い出せないってやつでめっちゃしんどそう…… 感動系やっぱ好き にごちゃんの曲パロも大好き 知らへんかった曲を知るきっかけになるからね 持久走がんばれー!めっちゃ応援してる🔥💪
なんかめっちゃ切ない...、小説の中にも出てた藍色ってのが似合う感じがする、藍色の深い海の中にみんな溺れてってる感じがした分かんないかも...ごめん 最初の青のところが物語が進んでいくにつれ分かってきてほんと悲しいし切ない涙出た、指輪みんなでつけてたの忘れるのは悲しすぎる、白の指輪捨てないの最初は何かあるのかな的な軽いノリだったけど最後で理解して悲しい 持久走頑張れー!大丈夫さ私もきっとビリ