天人五衰(てんにんのごすい)
国家の「消滅」を掲げたテロ組織・殺人結社。五人の特一級の危険異能犯罪者で構成されている。探偵社を陥れ、理想を実現すべく暗躍している。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
フョードル・D(ふょーどる・どすとえふすきー)
「知ってるかい?罪と罰は仲良しなんだ」
虚ろな赤紫色の瞳と肩まで伸びた黒い髪が特徴的。痩身で肌白く、ポートマフィア下級構成員のカルマからは「貧血男」と評されている。
天人五衰の構成員であり、地下を拠点とする「死の家の鼠」の頭目でもある。
能力名 罪と罰(つみとばつ)
自分を殺した人間が次のドストエフスキーになる能力。
この能力はドストエフスキーへの殺意があれば、どんな殺し方でも発動する。
それは直接ナイフで刺したり銃で撃たなくても、殺意のある状態で高台から突き落としたりすれば突き落とした人間がドストエフスキーになる。ドストエフスキーはこの能力を使い、数百年もの時を生きてきた。
モチーフ
フョードル・D作「罪と罰」が由来
貧困に苦しむ元大学生ラスコーリニコフが、「凡人にはない権利を持つ」という考えから高利貸しの老婆を殺害する物語。
CV:石田彰
♟
ニコライ・G(にこらい・ごーごり)
「ハァイ!めちゃくちゃごきげんよう!」
右目を隠すトランプのような眼帯と三つ編みに結んだ白く長い髪が特徴的。
愉快そうに喋る一方で、人を殺すのに快楽を覚える残酷な性格。戦闘の際には軽口を叩きながら躊躇なく攻撃を仕掛ける。陽気かつ残忍である一方で、眼帯を外し全く異なる性格を見せることがある。
「君は鳥が好きか? 僕は好きだ 重力に囚われず飛翔する完全な自由___僕はそれを求める。」
通常の一人称は「私」だが、このときは一人称も「僕」になる。曰く「完全に正気」であり、殺人や「天人五衰」の計画を邪悪だと認識している。
能力名 外套(がいとう)
外套の布面と、離れた空間を接続する。接続できる距離は最大30メートル。厳密には外套の裏地を別空間と接続する。接続できる数の上限は不明だが、少なくとも2つの空間へ同時に接続できる模様。また、布の面積が広いため人体などそれなりに大きな物も転送できる。
モチーフ
ニコライ・G作「外套」が由来
ペテルブルクに住む下級官吏アカーキイ・アカーキエヴィッチが、修理不可能なほど傷んだ外套を新調するものの、その帰りに外套を盗まれてしまうという物語。
CV:子安武人
♟
シグマ(しぐま)
「結局、何の為に生まれたのか最後まで判らなかったな…」
天人五衰の構成員であり、上空にそびえる「天空カジノ」の総支配人。
見た目は端正な容貌の美丈夫でセンター分けの長髪。髪色は左が鳩羽色、右が銀色のツートンカラーヘア。周りからは「カジノ支配人となる為に生まれてきた」と称される程の、何よりもカジノを第一に考える男。
本名不明、年齢不明でかなり謎の多い人物。それもそのはず、シグマは3年前に何者かに「本」に書き込まれた結果、何も無い完全なる無から生まれた存在で、普通の人間とは違う。
能力名 不明
相手に触れる事で、「自分の知識の中で相手が最も知りたい情報」と「相手の知識の中で自分が最も知りたい情報」を交換する。
能力の詳細は判明しているものの、能力名は未だに明かされていない。
モチーフ
文豪、作品それぞれモチーフ不明
CV:千葉翔也
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!