文豪ストレイドッグス外伝
綾辻行人VS京極夏彦
殺人事件の真相を見抜くと犯人が必ず事故死するという危険な異能を持つため、”殺人探偵”と呼ばれる綾辻行人はと、異能特務課の新人エージェント・辻村深月がある日、2人は奇怪な殺人事件にまつわる謎解きを政府から依頼される。挿絵がなくても伝わる、次々と襲いかかる残酷な死の描写が見所です。
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辻村深月(つじむらみづき)
「綾辻先生と私とで、必ずヤツとの戦いにケリをつけてみせる…!」
青緑色の髪と首に巻いたスカーフが特徴的。
内務省異能特務課・配属2年目の新人エージェントで、政府から特A級危険異能者に指定されている殺人探偵こと綾辻行人の管理と監視、非常時の抹殺を主な職務としている。
本編に登場する坂口安吾は上司にあたる。
能力名 きのうの影踏み(きのうのかげふみ)
「影の仔」と呼ばれる異能生命体を操る能力とされているが、実際には命令を聞くことはなく、いつ姿を現し誰を攻撃するかもわからない。
モチーフ
辻村深月作「きのうの影踏み」が由来
日常に潜む不気味な出来事や怪談、そして温かい救済の物語が収録された短編集です。
今現在、文豪ストレイドッグスのアニメ本編での登場はなく「文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS京極夏彦」と「文豪ストレイドッグス DEADAPPLE」にのみ登場している。
「劇場版文豪ストレイドッグス DEADAPPLE」では初のアニメーションでの登場。
CV:高橋李依
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綾辻行人(あやつじゆきと)
「予告しよう。落下死、それが京極貴様の死因だ」
綾辻探偵事務所という事務所を開いている私立探偵であり、日本政府による危険異能力者リストのトップに立つ特一級異能力者の一人。
本来であればマシンガンを装備した警備部隊に囲まれた鉄格子に押し込まれ厳重監視されている身分だが、政府に協力するという条件のもと自宅兼事務所での軟禁及び建物外からの24時間監視まで拘束が緩められている。
しかし、少しでも政府に反抗したり政府からの協力依頼を拒否・失敗したりすると射殺命令が下ってしまう。その際に射殺を実行するのは彼の監視係である辻村深月の模様。
能力名 Another(あなざー)
殺人事件の犯人を見抜くと、必ず犯人が事故死する。この異能力ゆえに「殺人探偵」や「凍った血の死神」などと呼ばれている。
モチーフ
綾辻行人作「Another」が由来
1998年春、地方都市の夜見山北中学へ転校してきた榊原恒一が、クラスに蔓延る不穏な雰囲気に違和感を覚える物語です。
(余談です。Anotherってアニメ化してるんですよ。その中で有名なシーン(?)の一つで、階段から転んで落ちた子の喉に持っていためちゃくちゃ先が尖った傘が突き刺さる死亡シーンがあります。そう。あれAnotherなんです。「傘尖りすぎ」とAnother見たことないけどこのシーンだけは知ってるって方多いですよね多分)
今現在、文豪ストレイドッグス本編での登場はなく「文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS京極夏彦」にのみ登場しています。
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京極夏彦(きょうごくなつひこ)
「この世には、不思議な事など、何もないのだよ、綾辻くん」
老人のような白髪とボロボロの着物、そして鬼の能面が特徴的。「文豪ストレイドッグス外伝」にして最大の敵である。
能力名 憑き物落とし(つきものおとし)
上空からランダムで憑物を相手に落とし、精神状態を変調させる。ランダムということもあり、あたりハズレがかなり激しい能力。ハズレの時は憑物ではなく漬物(食べ物)が落ちてくる。憑物でのハズレは、「クイズの正解率が上がる」や「知り合いが異様に増える」などともはや相手が得するものもある。
ちなみに憑物にはそれぞれに名前がついており、その名前は全て京極夏彦作の小説の名前が元となっている。
モチーフ
京極夏彦作の様々な小説が由来
上記の通り、憑物の名前は全て実際に存在する小説が元ネタになっている。
「姑獲鳥の夏」
「魍魎の匣」
「狂骨の夢」
「鉄鼠の宴」
「陰摩羅鬼の瑕」
「邪魅の雫」
などと超いっぱいあるので内容は載せれません。
余談なのですが、トラウマ絵本として有名な「いるのいないの」。これ知ってる方多いんじゃないでしょうか?こちらも実は京極夏彦さん作の絵本で、一応詳細は出てませんが憑物としてあるそうです。
今現在、文豪ストレイドッグス本編での登場はなく「文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS京極夏彦」にのみ登場しています。