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side 空架 ぐち逸
いつのまにか気絶していたようで
目が覚めると、あるベットで寝ていた
医務室と思われる場所だ。
頭が痛くて、視界がぼやける。
その前に何があったのかを思い出そうとする。
確か、警察署に来ていた。
何故かわからないが
足が警察署へ向かっていた。
そうすると警察に手錠がかけられている人がいて、
ごちゃごちゃしてて、
危ないですよとか言っていたが、
変な警察が手榴弾のようなものを投げて、
煙がでて、、
気がついたらここにいた。
そこまでしかわからない。
ある程度頭の霧が晴れてきて、
目もだんだん見えるようになってきた。
周りを見渡すと、
警察に手錠をかけられていた人がいた。
その人はまだ目が覚めていなかった。
コンコンと扉がノックされ、開く。
「あ!起きてる!!___さん!起きてましたよ!」
紫髪の人がそう入ってきては誰かに起きたことを知らせる
起きたこと、恐らく俺のことだろう。
「ここってどこなんですか。」
思い浮かんだ最初の疑問、ここはどこなのか。
誘拐されたかもしれない、警戒をして
そう聞く
「ここは、日常国っていう国の中にある医務室だよ。」
扉の前に4人が立っている。
そう俺の問いに返した人物は、
猫耳のついたフードをかぶっている水色髪の人
「日常国?」
知らないはずなのに、その国の情報が流れてくる。
1人はリーダー、1人は隊長、
1人は兄貴的存在、1人は姉的存在。
そんな4人が纏めている国。
「あなた方のお名前は?」
「俺はクロノア。日常国のリーダーだよ。」
「俺はトラゾー!」
「僕はしにがみです!」
「ぺいんとでーす!」
4人はそうやって自己紹介をしていった後、
クロノアという人物は俺に問いかける
「君の名前は?なんであんなところで倒れていたの?この人は知り合い?」
「私は、空架ぐち逸と申します。この人は、知り合いではない…ですかね。よくわかりません。あんなところで…と言われていても倒れていた時は意識がなくどこで倒れていたか…」
質問には素直に答えた。おそらくこの人たちは悪い人ではない。
「空架さん?達が倒れてたとこは、日常国出て少ししたところの荒地だね。血も出てないしなんで倒れてたのかもわかんない状態。」
「それはなんか変な警察が変な武器投げたからだよ。」
いつのまに起きていたのか、
体を起こした彼の姿があった。
青いパーカー、フードをかぶっていて
仮面をつけている。
顔を隠すかのように。
「一つ気になったこと言っていい?」
ぺいんとという人物はそう聞いた。
全員が頷く
「あの、空架?さんと、その、仮面かぶった方…ぐちーつとらっだぁの声に似てる。」
「私はぐち逸って名前なので、知り合いですか?」
「あ、ぐち逸じゃなくてぐちーつ、ぐちつぼっていう人だね。」
どうやら聞き間違いではなかったようだ
「らだおに似てるとは言われるけど…らっだぁって…先祖じゃね、?そんな話聞いた気が、」
全員混乱している
「確かに似てるなーとは思ってましたが…名前も似てますもんね。」
しにがみという人物がそう言う。
確かに名前は似ている。
「連絡…とってみるか〜」
ぺいんとという人はそう呟くように言い、
連絡をする。
ぐちつぼという人物からは
すぐ返信が来たようで、
ちょうど近くこちらへ向かうとのことだった。
それまで俺たちは待っていることにした___
「てか、、名前って」
トラゾーという人物が、
仮面をつけた人物に名前を聞く
「俺は…ラディです。」
男はラディと名乗った………
闇医者だった